実はあまりブログを書いている余裕が無いので、記事のコピペ&ショートコメントで。
買収価格については、ボーダフォンのインフラの査定が 7000 億円で、1500 万人のユーザの獲得費用が 1 ユーザあたり 4 万円とするとユーザベースの査定は 6000 億円、もろもろ入れて全体で 1 兆 5000 億円ぐらいで、あとはどれだけソフトバンクがプレミアを乗せるか、という風に考えてたので(一応リアルワールドではこの計算式の話をしたことがあるのだけれど、こんなの書いたら、後だしジャンケンの言い訳みたいだ、まったく)、直感的には 1.75 兆円というのは、ボーダフォンとソフトバンクの両方にとって「引き分け」な買収価格かな、と。あとは、今後のソフトバンクの展開を注視しましょうという、という感じですね。
で、今の時点(3/17 19:25)で一番まとまった情報があるのは CNET。
[速報]ソフトバンク、1.75兆円でボーダフォン日本の買収合意--ヤフーとも提携
ボーダフォン・グループは全世界で約5億1000万人の顧客を有する。今回の日本法人の買収により、ソフトバンクグループは、固定と移動通信事業を有する連結売上高2兆5000億円規模、提供回線数約2600万回線の総合通信事業者になるとしている。買収の具体的な内容は、今後1~2カ月でソフトバンクの全額出資子会社によりボーダフォンの発行済み普通株式の約97.7%(株式価値は約1兆 7500億円)を取得する。買収する資金は、ソフトバンクが2000億円、ヤフーが1200億円出資し、LBO(レバレッジドバイアウト)によるノンリコースローン(買収先企業のキャッシュフローを担保に資金を借り入れて買収)で、1兆1000億円~1兆2000億円を調達する予定だ。
また、ボーダフォンインターナショナルホールディングスは、ソフトバンク全額出資子会社に対し、3000億円相当の優先株式新株予約権(発行価額は無償)、1000億円相当の劣後債を投資する予定で、この投資総額4000億円は買収資金に充当される。
あと、日経はこんな感じ。
ソフトバンクは英ボーダフォンから国内携帯電話3位のボーダフォン日本法人を買収することで正式合意した。買収金額は約1兆7500億円とみられる。ソフトバンクは当初、携帯電話事業に自ら参入する方針だったが、買収によって1500万人の顧客を抱えるボーダフォンを一気に取り込み、NTTドコモなどに対抗する。 (15:08)
ついでに、asahi.com はこんな感じ。
国内で固定通信3位のソフトバンクは、携帯電話3位のボーダフォンを買収することで、親会社の英国ボーダフォンと合意した。17日夕、都内で記者会見して発表した。ソフトバンクは新会社をつくって携帯事業に新規参入する準備を進めていたが、通信網の整備などに時間がかかることから、すでに全国展開を終えているボーダフォンを買収することにした。
まあ元々買収話を進めてますというのは判ってたわけだから「ああ、買ったのね」という感じですよね。
あと、ちょっと気になるのは 1.7GHz で割り当てられた周波数はどうするのかね?という点。あんだけ騒いだ結果ボーダフォン買収というところに落ち着いたわけだから、ずいぶん総務省はコケにされたような風にも見えるのだけれど。今後大丈夫かな?


