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2006年03月10日

インテルが考える燃料電池(ノート PC を 14 時間駆動)の将来

モバイルには避けて通れないバッテリ寿命問題を解決するといわれている燃料電池についての話題。
開催中の Intel Developers Forum (IDF) でノートPCを14時間駆動できる燃料電池のプロトタイプが公開されたようです。

ノートPCを14時間駆動する燃料電池--UltraCell、プロトタイプを公開

 サンフランシスコ発--新興企業の UltraCellが、ノートPCを14時間駆動できる重さ2.2ポンド(約1kg)の燃料電池のプロトタイプをIntel Developer Forum(IDF)で公開した。

 UltraCellのマーケティング担当バイスプレジデントWilliam Hill氏は米国時間3月8日、IDFでインタビューに答え、同電池の販売開始は2007年を予定し、価格は500ドル未満になることを明らかにした。同社は、カリフォルニア州リバーモアに本拠を置く社員50人の企業である。

エタノールを使用するタイプなので、系統的には日立製作所などが取り組んでいるものと似たタイプでしょう。

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2006年03月28日

企業の IT って、知性が必要か?

渡辺千賀さんのブログでコンサルタントが頭が良いフリをする方法というテーマのエントリがあった。そこにはコンサルタント的に優秀と勘違いさせる(ための)方法として、こんな例が載っている。

どういうときに、相手を優秀だと勘違いしてしまいがちか、という例として

1.外向的な人

2.批判的な人

3.自分の得意な分野について語っている人

が挙げられている。これ、コンサルタントの3つの得意技、とも言えます。

それぞれについて詳細がこの後説明されているので、興味ある人は続けて読んでください。まあ、コンサルタントだけではなくて、外部の人と接する機会が多い場合には多かれ少なかれ無意識にこの3つのテクニックを駆使していることがあるような気がする。

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2006年04月06日

サービス設計の勘所、UMPC/DVB-H な新しい端末、WiMAX なベンチャー - CTIA の感想。

今日のラスベガスはずいぶん寒かった。いままで何度か来たことがあるけれど、寒いと感じたのははじめてかもしれません。

さて、この地で開催されている CTIA ですが、明日はシリコンバレーで用事があるので、今日しか見ることができません。そんな状況下なのですが、あまりあわてることなく、ざっと展示会場を見て回りました。次の写真は会場の様子です。

IMG_2064

で、メモに書き取った主な項目を元にして、その感想を少し。

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2006年04月22日

SI ビジネスでのわくわく感 - Emerging Technology 研究会に参加して

ぽかぽか気味の陽気が感じられる土曜日の午前中、CNET ブロガーである渡辺さんが主宰する Emerging Technology 研究会に参加してきました。お題は「SI ビジネスの今後、あるいは SIer2.0」。これまでの ET 研に比べて、僕の仕事に直球ど真ん中で関係する領域の話です。

30 人を越える様々なバックグラウンド、立場の参加者が集まって、SI ビジネスが受けているリスクをみんなでざっと洗い出すことから議論が始まりました。スタートラインとしてはCNET の渡辺さんのこのエントリから始まったのですが、ずいぶん広範囲に話題が進みました。手元にあるメモを見てみると、キーワードとして挙がったのは、次のような感じです。

・ユーザのグローバル化への対応
・中国、インドのオフショアの影響
・提供者、利用者間でのスピード感のずれ/欠如
・オープンソースモデルの展開の難しさ
・コンサルと SIer の関係のねじれ
・中間経路の中抜き
・人材育成で抱える問題
・外部知識の組織化
・水平分業化による各レイヤーの乖離
・通信事業者はダークサイドだ!
・プライシングの問題
・発注する側の力量

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2006年07月26日

AMD の ATI 買収。

R30 さんのブログで取り上げられたおかげで、先月の ET 研の Intel エントリを見に来る人が多いようで。

そういやあ、今朝読んだ San Jose Mercury には、熱波 - 停電だけじゃなくて、AMD の ATI 買収についての記事も載ってました。

MercuryNews.com | 07/25/2006 | AMD makes daring move (※記事を読むためには、もしかすると、ユーザ登録(無料)が必要かも)

この記事を読みながら、今回の AMD による ATI の買収についてつらつらと考えてみた(便乗エントリといわれればそれまでだけど……)。

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2007年05月12日

理系教育とビジネス

最近、故あってテラヘルツ光(波)という分野の技術調査研究会に参加しています。そこで今日は日帰りで仙台まで行って大学とか研究期間の方々にお話を聞いてきました。お話によると、電波よりは波長が短く、光よりは波長が長い 0.1THz - 10 THz がテラヘルツ光(波)と呼ばれているそうです。電波と光の間にあるために「光」と呼んだり「波」と呼んだりする、呼びかたに困る領域(研究者の方々はあまり困ってないようでしたが……)の技術であるようです。

今日聞いた話は工学分野と言うよりも理学分野の話が多く、テラヘルツ光(波)はかなり未開拓な領域であることはわかりました。最近までテラヘルツ光(波)を発生させるのも、受け取るのも難しかったようなのですが、研究が進んで徐々に実現されているようで、今は応用分野の研究も進んでいるようです。

随分と非日常なお話を聞きつつ(「テラヘルツ光の水分子の吸収メカニズムは、なんとかのモーメントがどうしたこうした……(結論としては、吸収メカニズムはまだ詳しくわかってないみたいだけど)」とか「パルス波を複数回のサンプリングの後にフーリエ変換すると……」とか)、こういうハードでサイエンスな領域を実用化・ビジネス化していくのは日本企業って結構できるのに、「サイエンス」より「テクノロジー」という言葉がふさわしいソフトな領域は弱いような気がするのはなぜだろうと思ったわけです。

(ここでいってるハード/ソフトは、ハードウェア/ソフトウェアの対比ではなくて、サイエンス度が高い/低いというほうが雰囲気としては近いと思います)

使い方がわからない機械が並んだ研究室の雰囲気を感じながら、日本の理系社会における徒弟制というか、年功序列的なカルチャーに原因があるのかも、と思ってみたり。他に理由があるのかもしれないけれど、意外に(想像通り?)日本の理系教育って超保守的で、老いも若いもストイックさだけが美しいと思いこんでるんじゃないかしら?

2007年12月13日

情報技術、写真、個人領域の設定

昨日今日で読んでて「いいなあ」と思ったページを紹介。

情報技術者のIT知らず - 新誠一の「言いたい放題」

 仕事柄,沢山の情報技術者にお会いする。中には,製品紹介の中で「ITが世界を変える」などの文言を使われる方がいらっしゃる。一呼吸おいて「IT とは何?」と聞いてみると,これまで例外無く動揺される。「何を当たり前のことを聞くのだ」という不満を抑え込んで,「ITはパソコンやブロードバンドですよ」とお答えになる。「ITは物? テレビや電話やパソコンという物を脱却したところにITの妙味がある」というと話が続かなくなる。

 情報技術者と話していると,ITに限らず省略語ばかりである。「Ajax」だの,「L2」だの,「RAID」や「MAC」などである。距離を置いて眺めると,ジャーゴンの洪水で顧客の頭を飽和させているようにもとれる。ちなみに,IT業界ではDoS(Denial of Server)攻撃と立派な三文字言葉が割り振られている。もっとも,ジャーゴンを並べる情報技術者の方が攻撃よりも先に飽和しているのが実情かもしれない。

確かに Information Technology、つまり「情報技術」について考えている IT(あるいは ICT)業界の技術者に出会うことはなかなか少ない。あと、技術の視点と情報の視点を両立して考えている人は、IT の世界には少ないかもしれない。

The Sartorialist

"Selected as one of Time Magazine's Top 100 Design Influencers" というキャッチがついた、小綺麗に装っている人々の写真が掲載されているブログフォーマットのサイト。写真と、たまについているコメントがとてもいい感じ。

たとえばこんな風に。

Look how beautifully that coat is shaped in the torso.

ps please no pant length comments
Phil has lost a little weight so his pants keep sliding down his newly svelte frame

While I am traveling to Stockholm I thought it would be a good time to share a few of the images I shot for Vogue Nippon at the Frieze Art Fair.

愛が溢れるコメントと美しい写真。このサイトにあるシックな人達の写真からは、装いを考える上で示唆されるところが多い。小綺麗にした一般の人の姿を数多く拝見できるところってなかなかない。

梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(前編):ITpro

梅田:

<中略>

 日本企業でも富士通の池田敏雄さんとか,ホンダの本田宗一郎さんとかがやってたプロジェクトがある。Steve Jobsが,iPodを作るときに「この背面がもっとキラキラしてなくちゃダメだ」というところまでこだわった,そんな話をホンダの人にすると,「それはホンダの物語と同じだ」って言うわけです。

 ある時期から,日本の企業のエンジニアリングのプロジェクトがビジネス主導になった。それはいろんな理由があり,マネージメントの側からするとそれは当然であり,それによる成功事例も多いんだけど,そうでないやり方で,オープンソース的なものを取り入れていくには,エンジニアから信頼される技術者がトップレベルの意思決定をするリーダーに選ばれる,そういうメカニズムがちゃんとうまくいけば,大企業のなかで,限定的にでも,そういうワクワクしたプロジェクトが実現できるんじゃないかと思います。

すごく納得させられるところがある反面、結局こういうエンジニアかくあるべし的な話って日本語ではものづくりを題材にすることでしか説明できないんだなぁと思わせられたくだり。Apple と Google のすごさって、ものづくりを超えたところにあると思うんだけれど。

あと、後編の「英語が下手と人に言うのはやめよう」のくだりは、いろいろ思うところがある。一つだけあげると、

梅田:

<中略>

 僕は英語が下手だけど,アメリカに住んで生きていけてる。アメリカ人って,英語が下手な人になれてるんです(笑)。すごく。

 あるとき「なんでおまえこんな間違った英語書いてるんだ」って日本人に言われたんだけど,それってアメリカで習った英語だったんですよ(笑)。アメリカって,必ずしも正統な英語が流通しているわけじゃないんですよね。中国系がいて,インド系がいて。シリコンバレーはもうめちゃくちゃです。

というのはシリコンバレーというアメリカの中でも「特殊」な地域の事情であるということを勘案しなくてはいけない。「正統な英語」という表現に隠された危うさを感じるべし。アメリカの正統な英語という存在には決まったものがない。そういう事情を勘案しながら、この事情はアメリカ全部に敷衍してあてはめてはいけないということには気をつけないと。

それでもやっぱり、

まつもと:  海外に出ないのはもったいないな,というのは思います。僕が英語で発信しなかったら今のRubyはないわけで,一歩前に踏み出すというのがすごく重要ですね。

というのは、僕個人の感覚をベースにしても、とてもあたっているとおもう。

英語はツールにしか過ぎない。これは明らか。ツールの使い方がうまいのはそれはそれで悪くないのだけれど、そればかりうまくてもどうしようもない。英語が出来るから海外に行きたいというのは、個人の欲求の充足という観点からみればわるくないけれど、ビジネスの視点からは説得力が無いわけ。ただ一方で、ツールの使いこなしがうまければそれによって得られることもあるでしょ、ということ。ツールの使いこなしがうまいと排除される、というわけではないのも一つの見方である。

2008年10月01日

結局は人だ

今日は仕事でテクノロジーや戦略をテーマとした話題が多かった。普段の平均からしても多かった方だとおもう。けれど、結局はオペレーション面や人材面での対応におちていんじゃないのという話ばかりだった。

テクノロジーそのものに注目するのもいいんですけど、でも、うまく使いこなせるあるいは広く使いこなせるようにするためにどうすればいいのかを理解し、知らない人達に伝えられる人がもっと増えて欲しいと思う。でも、この業界ってテクノロジーをテクノロジスト向けの用語だけでしか説明できてないんじゃない、と思うことが多い。

おとなにテクノロジーについてうまく説明できる人達を増やせるように、有効な対策を実施しているのかしら(主語は不明)?

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