独りで外国にいるときに流れる空気 - 「Lost in Translation」
そういえば、先週末、"Lost in Translation" を DVD で見た。とてもいい映画だった。
僕にとっては、複数ではなく独りの海外出張が多いからかもしれない。この映画に流れている、どこか落ち着かない非日常性を孕んだ空気に親しみをおぼえる。ぐっすり眠れなくて頭のどこかがぼーっとしているのだけれど、周りは気ぜわしく物事が進んでいくという外国にいるときに感じるあの感覚。理解できない言葉や習慣に囲まれていることでうまれる距離感。そんな空気を他の誰かと共有することなく、独りでぽつんといる時間が流れている。
そんな時間というか空気が流れるなかですこし歳の差がある男女が出会うわけですが、恋愛につながるわけでもない。愛や恋という言葉では表せない、旅先での出会いを通じてしか成立しない微妙な関係。これが恋愛につながってしまうと、外国に独りでいるときに感じるあの独特の空気が伝わらない。
東京はそのような繊細な空気を描くのに充分な舞台になっているのだ、と感じた。
p.s.
上の映像は Coldplay の "Trouble" と "Lost in Translation" を勝手に mix したクリップ。同じ空気を共有していて Original Soundtrack に入ってたわけでもないのにとてもいい感じの組み合わせ。
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ソフィア・コッポラの、空気でしょうか?
地に足着いていないようで、着いてる映画
素敵です。








