東・中欧旅行 #18 (ソフィア~アテネ) 12時間のバスはあっという間。アテネのオヤジは善悪こもごも

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東・中欧の旅、16日目のソフィアからアテネ。

ソフィア~アテネの 12時間のバスはあっという間。

むしろバスを降りてからがいろいろあった。

午前6時半起床。シャワーを浴びて、7時開始の朝食を一番乗りでいただく。

チェックアウトして、昨夜手配しておいたタクシーでバスステーションに向かう。

バスステーションで持っていたブルガリアレフをユーロに換え、残りでコーヒーを飲んで出発準備は完了。

"ATHINA" の T が落ちているので、アテネ行きだとすぐにわからなかった。

バスは15分遅れで出発。ほぼ満席状態。

車内のテレビで映画が始まる。「トランスポーター」だ。

そのあと「トランスポーター2」になり、「デス・レース」になった。主演が同じ俳優(ジェイソン・ステイサム)だった。ファンなのか、それとも長距離バスになにか意味をもたせようとしているのか。

ソフィアをでてしばらくは、山あいを抜ける道もあるが、基本的にはなだらかな山々。

一回目の休憩。20分といいつつ、結局 30分。

ここに白と茶のネコがいた。客に向かって鳴き声をあげて、食べ物をうまくねだっていた。少し見ていただけでも3, 4人からなにかしら分けてもらっていた。

その姿を見ながら、うちのサム猫はどうしているか、と思い、なにかしらと切なくなった。

ブルガリア・ギリシャ国境を越えたのは12時頃。

ほとんどの乗客はIDを見せるだけで終わり。パスポートの手続きが必要なのは3, 4名だけ。そこにワタクシも含まれている。

出国と入国の手続きは同時に行い、手続きが必要なのは3, 4名だったので、ロスタイムは10分弱。

ギリシャにはいってから、ちらほらとオリーブ畑が目に付く。ホントにオリーブかどうか知らんが、あれはおそらく。

あと、ガラケーを使っている乗客が多い。ひさしぶりに Nokia の着信音を何度も耳にした。

13時半過ぎにテッサロニキ到着。半分ほどの乗客はここで降りるようだ。10分の停車ですぐに出発すると、周りの乗客に教わる。あわててランチを調達に出る。

バスステーションの中でピタサンドと柑橘系ジュースを買う。レジが並んで手間取ったため、バスに戻ったらすぐに出発だった。

バスのなかで、ピタサンドと柑橘系ジュースをいただいた。フレッシュなジュースを手軽に買えるのはうれしい。

15時半過ぎに二回目の休憩。

売店&食堂みたいな店。気分転換にエスプレッソを買う。1.80ユーロ。

このあたりを過ぎてから、車外に見えるのは廃墟が多い。工場の廃墟。住宅の廃墟。

あと作りかけの橋や道路、建物はギリシャにはいってからかなり目に付くようになっている。公共事業が止まっているのか、それとも非ギリシャ人には想像出来ないくらいに長い時間をかけて作っているのか。

18時少し前に休憩。

こんどは20分。すでに日が暮れて暗い。

多くのバスが止まっていて、その乗客が休んでいた。


この時間で食事をするひとが少ないというのは、到着してから食べるのか、それとも買ってあったものを食べているのか。

スケジュールより 1 時間遅れて、21 時頃にバスステーションに到着。

気温は10℃を越えているだろう。温かいといってもいいくらい。

ここで1つ問題が。到着したのが事前に調べてあった場所と違っていた。これはちょっと困る。

オフラインの Google マップを見ると、ホテルまで 2km 以上ある。歩くのは難しそうだ。

考えるのがめんどくさかったので、タクシーを拾って乗った。

いかにもギリシャ人なおっさんが運転手である。多少は英語が通じそうなので安心だ。

ホテルの名前を言うと「オッケー、オッケー♪」と走りはじめる。

しかし、Google マップ的には真逆の方向に走っている。

逆方向に走っている、と言うと、住所は判るのか、と訊く。

おまえ、いったいさっきの「オッケー、オッケー♪」はなんだったんだ?

(# ゚Д゚)

住所を探している間も、適当にタクシーを走らせる運転手。

ようやく予約メールに英語とギリシャ語で住所があるのを見つけた。

それを見せると「オッケー、オッケー♪」と走りはじめた。

Google マップ的にはおおよそ正しい方向に走っている。

一息ついて車内をよく見てみると、メーターが見当たらない。

メーターはどこだ、と訊くと、ダッシュボードの開閉式のボックスにメーターがあるという。

メーター使えよ!と言うと「オッケー、オッケー♪ノープロブレム♪」とほざきやがる

(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)

しつこく「いいからメーター使え!」と何度も繰り返していると、ボックスのふたを開けて「いま 11 ユーロだから、着く頃は 15 ユーロぐらい♪」だと。

そうこうしているうちに、Google マップ的には曲がらなければならない角を曲がらずに進んでいる。

「右に曲がれ」と言うと「どうして♪」と。意味が分からん。

「いいから右に曲がれ」と言って曲がらせると、しばらく走ってタクシーを止めた。

運転手は外にでて、商店のオヤジに道を聞いている。

繰り返し言うが、おまえ、さっきの「オッケー、オッケー♪」はなんだったんだ?

(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)

運転手はタクシーに戻ってきて、「オッケー、オッケー♪」と言いながらクルマを出した。

まったく (# ゚Д゚)

1,2分走って、ホテルのそばに着いた。

いくらだ、と訊くと 15 ユーロという返事。

15 ユーロは確実にぼったくりだ。交渉するのも面倒なので 15 ユーロを渡すと「20 ユーロでもいいよ♪」とか言い出す。

はあ?(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)(# ゚Д゚)

「ありえない」と返して、タクシーを降りて、荷物をピックアップして、ホテルにようやく到着。

観光地はこれだからめんどくさい。まったく。

アテネの宿はこちら。

Athos Hotel
http://www.athoshotel.gr/
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g189400-d578941-Reviews-Athos_Hotel-Athens_Attica.html

ここは元同僚からの紹介である。むかし泊まったことがあり、窓からパルテノン神殿が見える、と言われた。

値段を調べると安かったので、ここに決定。

部屋に入ってみると、ホントに窓からパルテノン神殿が見えた。

これはすごい。

ホテルにチェックインして、フロントで薦められた宿の前の店に食事に行った。

Aspro Alogo
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189400-d1227879-Reviews-Aspro_Alogo-Athens_Attica.html

ビールを飲みながら、何を食べるかゆっくり考えた。

店のオヤジには肉料理を薦められたのだが、ギリシャではシーフードを食べたいとずっと思っていたので、タラモサラダと魚のフライを選んだ。

ずいぶんピンクがはげしいタラモサラダ。

いろいろ付け合わせをつけてくれた。

この店のオヤジ、ずいぶん人懐っこい。

このオヤジと話していると、タクシーでぼられた気分が回復した。料理もうまいし。

店内。

最後にコーヒーとデザート(ハルヴァ)を出してくれた。

ここまでのスケジュールはなかなか大変だった。明日は起きるまで寝る。

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