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村上春樹さんの受賞スピーチ全文 "Always on the side of the egg"

エルサレム賞での村上春樹さんの受賞スピーチ全文が、自身の署名付きで公開されています。

Always on the side of the egg - Haaretz - Israel News

I have come to Jerusalem today as a novelist, which is to say as a professional spinner of lies.

この全文を読むと、テレビニュースでごく一部を抜き出して報道されている内容からはまったく想像できない内容の受賞スピーチだったことがわかります。やはりテレビではコンパクトな表現でキャッチーなくだりに限られているのでしょう。報道を鵜呑みにするものではない、という(数多あるなかの)一つの例かと。

スピーチの内容は読んでもらえればわかるのですが(ところどころ難しい英語の表現があります)、小説家というものがどういうものなのか、受賞のためにエルサレムに来るという決断をどのように下したのか、そして個人的なメッセージとしての「壁」と「卵」のメタファーとその意味、昨年 90 歳で亡くなった村上さんの父親の話、などが含まれています。

読みながら、そして読み終わっていろいろ考えるところがあったのですが、まずは紹介と言うことで。

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コメント (3)

takuzotakuzo:

紹介ありがとう。読みました。
1.大人になったというかメッセージ強くなったね、村上春樹も。
2.でも作品に作りこむメッセージ性はどこまで意識しているのか、ちょっと疑問。語り部としてストーリーを語るときに過不足無く、かつ伝わる言葉を選び抜いてストーリーを織り上げていく、そんなことに注力しているのが彼のような気がするので、彼のスピーチがいう作品(あるいは小説家)のあり方、というのは違和感あります。
3.こういう英語を書ける、話せる、というのは素晴らしいですね。仮に書けても(書いてもらっても)話せませんぜ。

> takuzotakuzo さん、

村上さんの立ち位置は基本的には変わっていないと感じていますが、今回の場合は、本人も最初に指摘してるように fiction/lies ではなくて message/truth ですからね。言葉のフレーバー、風合いのようなものは違ってくると思います。

あと、この文章、音読するとちょっと読みにくくないですか? 他の人はどうかわかりませんが、この文章のリズムは、僕には声に出して読むには向いてないので、文章家の文章だなーと感じられました。

takuzotakzo:

message/truthについての話す、という前提であってもちょっと小説家の位置への言及内容が誇張されすぎているのではないかとおもったわけです。ま、いいんだけどね。

音読の指摘、私も感じます。英語に慣れている方がどう感じるかはわからんのだけど、僕自身は一読して、これは僕がしゃべってもきっと通じないな、とおもったから先のコメントになりましたとさ。

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2009年2月19日 17:31に投稿されたエントリーのページです。

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