氷山的な毎日を送っている日々が続いているが、いくつかの要件が重なったので必要に駆られて「クラウド化する世界」を読んだ。「読んだ」というのは実際にはふさわしくなく、ほんの1時間半ほどで文章を飛ばし飛ばしの拾い読みである。
拾い読みしながら徐々に感じられたのが、梅田望夫さんの「ウェブ進化論」を読んだときと同じ感触。「ウェブ進化論」を読んだときのエントリから抜粋しておく。
出版開始後すぐに手に入れて、ちんたら読んでいると「この人、ネットにいない人にネットを伝えるために”書籍”というフォーマットでものすごいがんばってこの本を書いたのだな」と強く感じました。旅行というのは実際に現地に行って初めてその土地の空気やにおいを感じられるのだけれどそれを伝えるための良質な紀行小説、のような位置づけを目指したのがこの本なのじゃないかなぁ、と。
ネットとリアルワールドの隔たりを、この「クラウド化する世界」と「ウェブ進化論」を読んでいるときに一番感じた。日頃からインターネットに近しい人が、インターネットで何が起こっているかをインターネットにあまり近くない人に伝えるためのツールなのである、この書籍は。
ただし、急速に変化しつつあるエリアの紀行小説なので情報現としての賞味期限は短い。おそらく数ヶ月といったところか。
翔泳社
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