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情報技術、写真、個人領域の設定

昨日今日で読んでて「いいなあ」と思ったページを紹介。

情報技術者のIT知らず - 新誠一の「言いたい放題」

 仕事柄,沢山の情報技術者にお会いする。中には,製品紹介の中で「ITが世界を変える」などの文言を使われる方がいらっしゃる。一呼吸おいて「IT とは何?」と聞いてみると,これまで例外無く動揺される。「何を当たり前のことを聞くのだ」という不満を抑え込んで,「ITはパソコンやブロードバンドですよ」とお答えになる。「ITは物? テレビや電話やパソコンという物を脱却したところにITの妙味がある」というと話が続かなくなる。

 情報技術者と話していると,ITに限らず省略語ばかりである。「Ajax」だの,「L2」だの,「RAID」や「MAC」などである。距離を置いて眺めると,ジャーゴンの洪水で顧客の頭を飽和させているようにもとれる。ちなみに,IT業界ではDoS(Denial of Server)攻撃と立派な三文字言葉が割り振られている。もっとも,ジャーゴンを並べる情報技術者の方が攻撃よりも先に飽和しているのが実情かもしれない。

確かに Information Technology、つまり「情報技術」について考えている IT(あるいは ICT)業界の技術者に出会うことはなかなか少ない。あと、技術の視点と情報の視点を両立して考えている人は、IT の世界には少ないかもしれない。

The Sartorialist

"Selected as one of Time Magazine's Top 100 Design Influencers" というキャッチがついた、小綺麗に装っている人々の写真が掲載されているブログフォーマットのサイト。写真と、たまについているコメントがとてもいい感じ。

たとえばこんな風に。

Look how beautifully that coat is shaped in the torso.

ps please no pant length comments
Phil has lost a little weight so his pants keep sliding down his newly svelte frame

While I am traveling to Stockholm I thought it would be a good time to share a few of the images I shot for Vogue Nippon at the Frieze Art Fair.

愛が溢れるコメントと美しい写真。このサイトにあるシックな人達の写真からは、装いを考える上で示唆されるところが多い。小綺麗にした一般の人の姿を数多く拝見できるところってなかなかない。

梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(前編):ITpro

梅田:

<中略>

 日本企業でも富士通の池田敏雄さんとか,ホンダの本田宗一郎さんとかがやってたプロジェクトがある。Steve Jobsが,iPodを作るときに「この背面がもっとキラキラしてなくちゃダメだ」というところまでこだわった,そんな話をホンダの人にすると,「それはホンダの物語と同じだ」って言うわけです。

 ある時期から,日本の企業のエンジニアリングのプロジェクトがビジネス主導になった。それはいろんな理由があり,マネージメントの側からするとそれは当然であり,それによる成功事例も多いんだけど,そうでないやり方で,オープンソース的なものを取り入れていくには,エンジニアから信頼される技術者がトップレベルの意思決定をするリーダーに選ばれる,そういうメカニズムがちゃんとうまくいけば,大企業のなかで,限定的にでも,そういうワクワクしたプロジェクトが実現できるんじゃないかと思います。

すごく納得させられるところがある反面、結局こういうエンジニアかくあるべし的な話って日本語ではものづくりを題材にすることでしか説明できないんだなぁと思わせられたくだり。Apple と Google のすごさって、ものづくりを超えたところにあると思うんだけれど。

あと、後編の「英語が下手と人に言うのはやめよう」のくだりは、いろいろ思うところがある。一つだけあげると、

梅田:

<中略>

 僕は英語が下手だけど,アメリカに住んで生きていけてる。アメリカ人って,英語が下手な人になれてるんです(笑)。すごく。

 あるとき「なんでおまえこんな間違った英語書いてるんだ」って日本人に言われたんだけど,それってアメリカで習った英語だったんですよ(笑)。アメリカって,必ずしも正統な英語が流通しているわけじゃないんですよね。中国系がいて,インド系がいて。シリコンバレーはもうめちゃくちゃです。

というのはシリコンバレーというアメリカの中でも「特殊」な地域の事情であるということを勘案しなくてはいけない。「正統な英語」という表現に隠された危うさを感じるべし。アメリカの正統な英語という存在には決まったものがない。そういう事情を勘案しながら、この事情はアメリカ全部に敷衍してあてはめてはいけないということには気をつけないと。

それでもやっぱり、

まつもと:  海外に出ないのはもったいないな,というのは思います。僕が英語で発信しなかったら今のRubyはないわけで,一歩前に踏み出すというのがすごく重要ですね。

というのは、僕個人の感覚をベースにしても、とてもあたっているとおもう。

英語はツールにしか過ぎない。これは明らか。ツールの使い方がうまいのはそれはそれで悪くないのだけれど、そればかりうまくてもどうしようもない。英語が出来るから海外に行きたいというのは、個人の欲求の充足という観点からみればわるくないけれど、ビジネスの視点からは説得力が無いわけ。ただ一方で、ツールの使いこなしがうまければそれによって得られることもあるでしょ、ということ。ツールの使いこなしがうまいと排除される、というわけではないのも一つの見方である。

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2007年12月13日 00:54に投稿されたエントリーのページです。

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