総務省:BWA公開カンファレンスを見てきました

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11/22 の午後、総務省で開催された BWA 公開カンファレンスに行ってきました。この 12 月にも割り当てが決まるといわれている 2.5GHz 帯での次世代ワイヤレスブロードバンドの事業免許に申請している4社を集めた公開カンファレンスです。

昨日の話なので、以下の通り既にいくつかの記事が出ています。カンファレンスの概略についてはそちらを見てもらったほうがいいでしょう。

[日経BP ITPro] 2.5GHz帯事業参入を巡り公開討議,ソフトバンク孫社長がウィルコムとKDDI陣営の排除を主張

[日経 IT Plus] 孫氏の問いかけに議論白熱・2.5ギガ免許争う4陣営が公開討論

[時事通信] ドコモ連合に提携呼び掛け=次世代無線免許で-孫ソフトバンク社長

[ケータイ Watch]【BWA公開カンファレンス】ウィルコム喜久川氏、次世代PHSの事業計画を語る

[ケータイ Watch]【BWA公開カンファレンス】OpenWin孫氏、「他社に負ける理由なし」

上の ITPro と IT Plus の記事が、カンファレンスの全体像をつかむという点ではよくまとまっていると思います。会場側の写真がでてないのでイメージできないと思いますが、定員 200 名に対して 450 名以上の応募があったようで、かなり息苦しいカンファレンス会場でした。

で、個人的な感想を。

まず、それぞれの陣営の主張、訴求点は判るのですが、それと同時に、それぞれに触れられたくない点があるわけで。

ウィルコムは、筆頭株主が外資ファンドであることと次世代 "PHS" ってどうよという点。オープンワイヤレス(ソフトバンク&イーアクセス連合)は、誰もあまり突っ込まなかったけれど、結局は3Gオペレーターの連合であるという点。ワイヤレスブロードバンド(KDDI)はKDDIだからクローズになるんじゃないかという点と過去に割り当てられた電波(2.0GHz帯)を使い切ってない点。アッカワイヤレス(アッカ&ドコモ)は、新規参入だからアイピーモバイルみたいになるんじゃないかという点。

で、それらの点については、オープンワイヤレスの孫さんが触れることになるわけです。オープンワイヤレスの社長はイー・アクセス副社長の深田浩二さんなので彼が出席すべきなのですが(他の3社はそれぞれ社長が出席)「どうしても都合がつかない」ために代理で代表取締役である孫さんが出席(そういえば、上記の記事で孫さんが出席している理由に触れている記事が見あたらないですね)。

孫さんはあの歯に衣着せぬキャラなので、突っ込まれたくないところについて、公開の場で突っ込むわけです。そういうのは総務省や審議会の役割なんじゃないかという気がしないでもないのですが。

質問された人たちは、回り道しながら答えたり、気がついたら一言も答えてなかったりという感じ。これについては孫さんも同じで、聞かれた質問にはまったく違う観点からレトリックを展開して別の話にすり替えてる。何度か笑いを取っていたのだけれど、実際は答えてないことが多い。

結局のところ、ITPro の記事に4社の事業計画が出ていますが、要約するとあまり大きな差がないわけです。あるとしたら、ウィルコムが PHS、あとの3社がモバイル WiMAX という点ぐらい。そういう差がない状況だったこともあって、アピール合戦に終始した印象が強く残ったカンファレンスでした(後は、孫さんの鬱憤晴らしの場だったのかも……)。なんとなくこうなるんじゃないかなぁという見通しはあるのですが、詳細はむにゃむにゃという感じ。

しかし、今回初めて間近で拝見したのですが、孫さんはプレゼンテーションがうまいですね。他の3名の方もそれなりのレベルのプレゼンをされるのですが、話の組み立て方、間の取り方、抑揚の付け方、ユーモアの交え方、いずれをとっても抜きんでていました。

カンファレンス開始前に孫さんが現れた瞬間に報道のみならず一般の参加者まで写真を撮ってましたが、みんながあれだけ撮りたがるのもすこしわかるような気がします。ちょっと感心。まあ、だからといって事業免許が割り当たるかどうかは、まったく別の話ですけど。

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このページは、ayustetyが2007年11月23日 21:38に書いたブログ記事です。

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