« モスの食い方と**エンディアン | メイン | 天龍@銀座(餃子) »

独りで外国にいるときに流れる空気 - 「Lost in Translation」

そういえば、先週末、"Lost in Translation" を DVD で見た。とてもいい映画だった。

僕にとっては、複数ではなく独りの海外出張が多いからかもしれない。この映画に流れている、どこか落ち着かない非日常性を孕んだ空気に親しみをおぼえる。ぐっすり眠れなくて頭のどこかがぼーっとしているのだけれど、周りは気ぜわしく物事が進んでいくという外国にいるときに感じるあの感覚。理解できない言葉や習慣に囲まれていることでうまれる距離感。そんな空気を他の誰かと共有することなく、独りでぽつんといる時間が流れている。

そんな時間というか空気が流れるなかですこし歳の差がある男女が出会うわけですが、恋愛につながるわけでもない。愛や恋という言葉では表せない、旅先での出会いを通じてしか成立しない微妙な関係。これが恋愛につながってしまうと、外国に独りでいるときに感じるあの独特の空気が伝わらない。

東京はそのような繊細な空気を描くのに充分な舞台になっているのだ、と感じた。

p.s.
上の映像は Coldplay の "Trouble" と "Lost in Translation" を勝手に mix したクリップ。同じ空気を共有していて Original Soundtrack に入ってたわけでもないのにとてもいい感じの組み合わせ。

ロスト・イン・トランスレーション
東北新社 (2004/12/03)
売り上げランキング: 1189
おすすめ度の平均: 3.5
4 ソフィア・コッポラの、空気でしょうか?
5 地に足着いていないようで、着いてる映画
5 素敵です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.novsix.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/245

この一覧は、次のエントリーを参照しています: 独りで外国にいるときに流れる空気 - 「Lost in Translation」:

» 海外出張 送信元 海外出張
はじめて海外出張へ行かれる方にために旅行ノウハウを中心に準備方法、進め方などを公開しているサイトです。少しでもお役に立てれば幸いです [詳しくはこちら]

コメント (2)

まっこ:

スカーレット・ヨハンソンがまだ無名な頃に
出演した作品ですよね。

ちなみに、ソフィア監督の映画ってまだ見たことないのですが
「ヴァージン・スーサイズ」から気になっていて
「マリー・アントワネット」は賛否両論あったようですが
友人は良かったと言っていたので、こちらも観てみたい。

>どこか落ち着かない非日常性を孕んだ空気に
>親しみをおぼえる。

と書いてあったので、私の頭の中で、
ayu兄が「ゴーストバスターズ」と重なりました(笑)
ビル・マーレイも歳取りましたねー。なんだか切ない。

ayustety:

> まっこ さん、

そういえば、昔はトム・ハンクスとビル・マーレイを間違えることが多かった。似たようなキャラだよな。

殺伐とした時間が流れているときに観ると、すこし疲れがとれるかもしれない、Chill Out 的な映画でした。

コメントを投稿

おまかせリンク


del.icio.us tag cloud

Twitter

Currently :
[]

About

2007年10月07日 12:13に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「モスの食い方と**エンディアン」です。

次の投稿は「天龍@銀座(餃子)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Nikeplus

Flickr

www.flickr.com
RSS feed meter for http://blog.novsix.com/
Bloglinesで閲読登録

This is my Google PageRank? - SmE Rank free service Powered by Scriptme
Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.