午前中はホテルでのんびり。出かけっぱなしだったので、目が疲れた。
午後はオルセー美術館に行くことにした。昼食は美術館近くのサンジェルマン・デ・プレにあるブラッセリーへ(昨日のカフェ・ドゥ・マゴの近く)。給仕長が柔らかい生地のグレーのスーツに発色が綺麗なピンクのシャツ&ネクタイをあわせた白人男性であることに、フランスさを強く感じる。
生牡蠣を半ダースとシーフードと野菜のキャセロールを注文(あと、当然のようにグラスワインも)。
生牡蠣はすこし小振りだが、文句なし。
キャセロールはコンソメ仕立てを期待していたら、バター&クリームを使ったいかにもフランスっぽいスープに、グリルしたシーフードがのせられてきた。全体のバランスを考えると、シーフードにもうすこし塩味が効いてるとよかったのだが、残念。
デザートにタルト・タタンを注文。
濃厚な甘みがベースとなり、カラメルの苦みとりんごのかすかな酸味が合わさって重層的な風味。たまに食べるデザートとしては、かなり良い方である。フランス的なデザートは年に一度食べれば十分かと。
◇ ◇ ◇
オルセー美術館に到着すると、入場に長蛇の列ができている。一応並んでみるも、これから入場してもあまり長時間中にいることが出来なさそうなので、2、3分並んだ後、最終日に回すことに決める。
列の直前に日本人の若い女性2人組が並んでいた。列に並びながら「ありえなくなぁい、この列の長さ」「食べ歩きできないじゃんねー、これじゃぁ」「受付の数をもっと増やせばいいのに、さすがフランスだよねー」などと、自分の準備不足を棚に上げた脊髄反射的なコメントを連発していた。それを聞きながら、日本をすこし憂いてみた。
◇ ◇ ◇
オルセー美術館からコンコルド広場を経由して、店が開いていてにぎわっているシャンゼリゼ通りをぶらぶらする。ぶらぶら散歩している時間とカフェでコーヒー飲みながら暖まっている時間がおなじぐらい、かつ、日が暮れるのが早いので、あっというまに夜になり、通りにはきらびやかな灯りが点される。
せっかく(?)なので、凱旋門近くのルイ・ヴィトンに入ってみる。
たくさんの日本人観光客が、大人買いならぬ日本人買いしているのを期待して店に入ったにも関わらず、混雑した店内にいるアジア系の多くは中国人または韓国人ばかりで、いささか期待はずれに終わった。ここでもすこし、日本を憂いてみた。
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すこし遅めの夕食は、バスチーユ広場近くのブラッセリーへ。とりあえず生ビールを頼み、メニューを眺めてみる。あまり空腹を感じないので、メインを取らずに前菜だけをとって、まるで居酒屋のようにつまむことにする。
注文した前菜は、まぐろのリエット(ツナサラダのようなもの)とエスカルゴ(殻なし)、それからブルスケッタ風のサラダ。
ビールから途中でワイン(ボルドーの赤)にスイッチしたのだが、だんだんナイフとフォークで食べるのが面倒になってくる。居酒屋のように食べながら飲む場合には、ナイフ&フォークより、箸のほうが適していると思うのは、自分がアジア人だからなのか?と酔った頭でふと考えてみた。










