こういうのが観光立国の姿だな、と。これは京都なら可能でも東京では無理だ(特にあの下品な知事じゃあ……)。
ミサ参加者の席に座って、牧師だか神父の(フランス語の)話をしばらく聞いてみた。
聖堂の音響効果は人の声に威厳をずいぶん与えるものだなと思う。逆に、声って人とのコミュニケーションにずいぶん大事なのだ、とも思った。
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ノートルダム寺院でのんびりした後、ぶらぶらとサンジェルマン・デ・プレの方へ向かう。今日は(も?)気温は低く、低くたれ込めた空が広がる。というわけで、サンジェルマン・デ・プレ付近に着いた頃には身体が冷えきってしまい、暖をとりにサンジェルマン・デ・プレ教会に逃げ込む。
ノートルダム寺院とは違ってこじんまりした教会。古いブルーの天井に小さな黄色い星が描かれていて(行ったことないけれど)トルコあたりの建物を彷彿とさせる。
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昼食はサンジェルマン・デ・プレの「カフェ・ドゥ・マゴ」で、カレー風味のドレッシングがかかったサラダをいただく(シャルドネもグラスでいただいた)。
野菜が全般的にしっかりとした味でおいしい。カレー風味のドレッシングもよい。
クリスマス当日ということで多くのレストランは閉まっていて、開いているのは一部のカフェとブラッセリーと観光客相手の土産物屋程度。というわけで「カフェ・ドゥ・マゴ」にいるのは、ほとんどが観光客とおぼしき人達。
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昼食後は、パリと言えば……ということで凱旋門とエッフェル塔へ。ベタな観光コースだが、今日(クリスマス)のように他に何もすることがない時にはうってつけの目的地。
まずは、ほとんどの店が閉まっているにも関わらず観光客であふれているシャンゼリゼ通りを歩いて凱旋門へ。以前はじめて凱旋門を見た時にも思ったのだけれど、戦争に勝って作る建物ってたいてい趣味が悪い。「まあよくこんなものを作りましたね」というのが正直な感想。
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相変わらず低くたれ込める空なので、エッフェル塔は先端部分が雲に隠れて見えない。展望台に上ろうにも、エレベータで上るコースはかなり並んでいる。寒風吹きすさぶ中あんなところには並びたくないので、階段で上ることがあっさりと決定。
第一展望台で少し休憩して、第二展望台まで上ってもそんなに大変なことじゃなくて、むしろ身体が温まってちょうどよい。展望台から見えるパリの景色の特徴と言えば、東京やニューヨークや香港と違って、高いビルが少ないことかと。
降りてきてしばらくぶらぶらしていたら、あかりが灯りはじめた。金属が発熱しているような色でエッフェル塔がすこし別のものに見えてくる。
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夕食は豚の料理に特徴があると言われるルーブル美術館近くのビストロへ。アルザスのリースリングを注文してメニューを考えた結果、生牡蠣(再び)とウニ(ノルウェー産)、ラムのタルタルステーキとソーセージ(写真なし!)に落ち着く。
結果から言うと、ウニ(ノルウェー産)とソーセージが大失敗(生牡蠣とタルタルステーキは普通)。ウニ(ノルウェー産)は殻のまま給されたのだけれど、食べる時に黒い内蔵と一緒になって生臭み&苦みが口の中に広がってしまい、まったくダメ。
ソーセージはよく読まずに注文したのだけれど、運ばれてきたのは「モツ」ソーセージ。下ごしらえが甘いようでもつの臭みが強すぎる。近くのテーブルのフランス人も同じものを注文して、しかめ面しながら3、4口食べて諦めた、という一品。
この2品のおかげで、フランスが嫌いになったかもしれない。

















