"Log The Endless World " 経由で知ったのですが、インターネットマガジンが休刊するようですね。この雑誌ですが、僕がネットワーク関連の仕事を始めるきっかけになった一つともいえるので、休刊するのはちょっと感慨深いです。
手前味噌であれなのですが、僕のネットワーク/インターネット歴は 1993 年末に初めて自分のコンピュータ(Apple Macintosh LC475:25MHz でメモリ 1MB ハードディスク 80MB だと……)を手に入れたと同時に Niftyserveのアカウントも手に入れたのが始まりです。
その頃は(いまもそうだけれど)理系の仕事をしていながら、文系出身なので周りにもコンピュータには縁遠い人ばかり。で、「マックを手に入れた。パソコン通信もできるようになった」と話すと、「マックは(よくわからないけれど)いいとして、パソコン通信みたいなクソおたくなことやめとけ」とあっさり却下されまくったのを、ふと思い出しました(彼らも今では mixi とかにはまってるんだろうな……)。
1994 年に入ってしばらくした頃に、書店で「Mac でつなごうインターネット」というようなタイトルの本を見つけて購入(NTT 出版だったと思うのだけれど)。MacPPP とか Mosaic 等のインターネット接続に必要なソフトウェアを収録した CD-ROM がついたインターネット接続解説本のはしりでした(この頃はまだ Windows95 も出てない時期)。
この本には1000 円か 2000 円分の IIJ 東京アクセスポイントへのお試し接続 ID も付いていたので、それ使って自分で設定してインターネットに繋げたのがはじめてのインターネットでした。この頃は大阪に住んでいたので、東京までの長距離電話代を気にしながらも、なんだかよくわからないけれどこの先には想像を超えたすごいことがたくさんあるのだろうなぁ、と漠然と思ったわけです。
しかしこの頃は IIJ も rimnet も bekkoame も東京にしかアクセスポイントがなくて、電話代って今に比べると格段に高かったのです。「インターネットをもっと見たいなぁ」と思っていたところに発売されたのがインターネットマガジンの創刊号でした(創刊準備号だったかもしれない)。
付属 CD-ROM にはインターネットに接続しなくても、雰囲気を味わえるように、著名なホームページ(今では「ホームページ」という言葉は滅多に使わないのだけれど、この頃はわけもわからず「ホームぺージ」と連呼してた……)のアーカイブが入っていたり、いろんなオペレーティングシステムのインターネット接続用ソフトウェアが収録されていました。bekkoame の大阪アクセスポイントが開設されて定期的にインターネットに接続できる環境が揃うまでだけではなくて、しばらくの間、毎号毎号とても重宝していました。
この時期の経験が元になって、翌年(1995 年)にコンピュータ屋さんからネットワーク屋さんに軸足を移し、その頃にはあまり想定してなかった経路を経て現在にいたってるので、いま改めて「インターネットマガジン」にはお世話になったとお礼を言わなければいけないなあと、このエントリを書きながら思いました。
どうも、ありがとうございました。



コメント (8)
そうそう、ホームページって言い方は今考えると結構謎ですが、私もあんまり考えず連呼していましたよ(笑)。
投稿者: mitarai | 日時: 2006年03月03日 09:04
ほんとナゾです。
そういえば、略して "HP" とか言うともっとナゾでしたw
投稿者: ayustety | 日時: 2006年03月03日 13:08
いまでも、一部の人はホムペとかは言うらしいですし。
「ほむぺ」とか「ホムペ」でググるとえらい数・・・
いや、僕には恥ずかしくって言えませんw
投稿者: まー2 | 日時: 2006年03月03日 18:58
おはよう、ホイヤーです。(長文になってごめんないさい)
ふむふむ・・。私の(購入した)マック一号機は Performa5220でした。支払い後半年後の入荷で・・。その間は お師匠のClassicをお借りして・・ マックのお勉強でした。
そのころは パソコン通信でした・・。すでにインターネットの波がおしよせようとしていましたのですが・・。すんでいるところが 県境の街(これ本当に車で五分もかからずに徳島県・・)でしたので 高知市付近に転勤するまでは インタネットは我慢というおたっしで・・。約二年後に くしくも高知市に転勤・・。それも不思議なことに 通信会社の営業にですぜー・・。会社は なにをちまよったかとおもいましたけどねー・・。
上司のいきな計らいと思いましたけど・・。
高知にかえってきたのはうれしかったのですが 通信系は 全然未知の世界でしたのですが マックがあったのでずいぶん仕事と人間関係の面でたすけてくれましたねー・・。すぐにPowerBook2400c/180を購入して いつもIBMのノートPCのとなりにおいて わからないとこと検索して しらべてました・・。自腹のPHSでの通信でネットにつないで 検索して ですけどね・・。これが なかったら 精神的に もたなかったと思います。
気が付くと プロバイダー関係の営業の部分が いつのまにか マックがらみで ボランティアと同様になっていまして 料金なしで 困った人がいると見てぬふりができないたちで はしりまわってましたねー・・。仕事は 夜遅くまでしてて その空いた時間とか をうまくつかって・・ですけどね・・。で 徹夜で何日もかよったこともありました・・けどね。きがついたら四国中から マックがらみの電話が かかってきたり・・。HPには いろんなお仲間から 応援のお言葉などなどが・・。あんまりがんばりすぎて からだをこわしてしまったのですけどね・・。営業トーク・・的なものが 全然できない人間でしたので ほんとに大変でした。まっすぐなことしかしゃべれないもので・・いまでもそういう部分がありまして 心していますが・・。
プロバイダー関係で いろんなところにお邪魔したりするのに マックがらみの標準的なソフトが添付のCDにはいっていたのが インターネットマガジンでしたねー・・。ずいぶんととおせわになりましたねー・・。
あるとき病院関係のマックな方が サブでつかっているLC475の設定をなおしてほしいということでシステム関係からなおして しているうちにそのLC475にほれてしまい・・。どんどんオールドマックにはまってまうきっかけになったようですねー・・。そのうちにマックでアイコンとかも作り始めて さらにはまってしまいしたねー・・。マックと通信と営業とお助けマン的活動・・インターネットマガジンと・・。
インターネットマガジンさんお世話になりました・・。ご苦労様でした・・。
またまた 懐かしい名前の本が休刊するということなので さみしいですー・・。できれば また パワーアップしていつの日か 復活して欲しいです。
投稿者: アンクル・ホイヤー | 日時: 2006年03月04日 04:27
1年くらい前にリニューアルしたと思いますが…。ベーマガ休刊とはまた別の感慨がありますな。
僕の場合は1992年始め、休眠状態だったX1turboに2400bpsのモデムをつなげ、NIFTY-Serveに接続したのが初めてです。文系学生のなかで、ホント人には言えん趣味でしたね。友人はMacintosh Classicを持っていて(しかも大学まで担いでモバイルしてた)、中古で譲ってもらったのがMacとの出会い。
ニフ始めた時もインターネットも、アクセスポイントが遠くて、都会に住みたいなあと心底思いました。充実した通信環境というのは、就職して東京に出てきた理由の一つだったりします。
この10年ちょっとの間は、インターネットの普及と自分の社会人の成長が重なった貴重な時間でした。ただ最近は、たとえば「ウェブ進化論」など読むと状況は僕の範疇を越え、はるか先に進んでいるんだなあという思うことしきりですが。
そんな時の休刊—。Oh!Xのようにたまには復活してほしいですね。ISPの相互接続を1枚のマップで表すのは、もう不可能でしょうけど。
投稿者: mizumizu | 日時: 2006年03月04日 08:47
まー2さん、
確かに「ほむぺ」とか「ホムペ」という風に読んでいるのを聞くことがありますね……
「ホムペ友達をつくるためのサイト」というのもあるそうです。
http://homepage2.nifty.com/GeneticSupport/Net-teacher/Runner/Friend/
「週2人ぐらいと新しくホムペ友達に♪」だそうで。
投稿者: ayustety | 日時: 2006年03月04日 10:48
アンクル・ホイヤーさん、
マックユーザで、特に Performa の頃のユーザだと、かなりの確率でインターネットマガジンのお世話になったのでしょうね。通信環境の地域格差って大きいですものね。
あと、PowerBook2400c/180。たしか IBM が製造に関わったマシンじゃなかったでしたっけ?
なんか久しぶりに懐かしい話をしているような気がします。涙が出てきそう(笑)
投稿者: ayustety | 日時: 2006年03月04日 10:57
mizumizu さん、
Macintosh Classic でモバイルされているご友人ですか…… すごいですね。
> ISPの相互接続を1枚のマップで表すのは、もう不可能でしょうけど。
うちの会社のオフィスにあの地図を貼っていました。最初は「へえ、すごいねえ」といっていたのですが、そのうち急速に複雑になってきて、別の意味を込めて「へえ…… すごいねぇ……」とつぶやくようになりました。
インターネットマガジンのような面白くてためになる雑誌は、これだけオンラインメディアが発達した状況では出てこないのかな、と今回の休刊話で感じましたね。
投稿者: ayustety | 日時: 2006年03月04日 11:03