次の記事を読んでいて思ったのは、インフラの中立性についても問題ではなくて、上場企業に中立性をどこまで求められるか、という問題ではないか、ということ。
カリフォルニア州サンノゼ発--米国最大手の電話会社AT&TとVerizon Communicationsが、階層分けされたインターネットのシステムをつくり出す計画を進めているという憶測が流れているが、もしこうしたシステムができれば、GoogleやYahooといった膨大なネットワーク帯域を使っている企業は、いまより多くのネットワーク使用料を払う必要がでてくるとして、IT業界のなかで激しい議論が巻き起こっている。<中略>
米国時間14日に当地のSan Jose Convention Centerで行われた「Voice Over the Net(VON)」カンファレンスでは、回線の供給者と使用者双方が、インターネットの規制がどの程度必要かという点について議論を戦わせた。しかしその議論は、インターネットの中立性という言葉の本当の意味や、まだ発生していない問題に対する法案を政治家が議論することの是非といった幅広い内容に終始した。
記事は Google や PacWest Telecom 等の企業はインターネットの中立性を擁護するよう働きかけている、とも伝えているが、最近いろんなところから「お前らってホントにどれだけ公正(Don't be evil)なのかね?」といわれている Google の様子を見ている限りでは、今回の議論は目クソ鼻クソの議論といわれても仕方ないかな、と。
やっぱりそういう意味では NGN と Web2.0 の議論って近いところにあるような気がします。ただ、NTT、KDDI にそれなりに有効な文句を垂れることができる(いわゆる)ネット企業がいないのは少々さびしい限りですな。


