しばらく前(2/1)になりますが、RTC カンファレンスに参加してきました。前回申し込んだのですが、都合が付かず、今回初めての参加です。
内容というか進め方は近江商人 JINBLOG さんがまとめていらっしゃるとおり。
(以下引用中のリンク先については、今回のカンファレンスに言及したエントリへのリンクに変更してます)
冒頭まずは保田さんから、ファイナンス観点での事件の振り返り。ライブドアマーケティングと投資組合、マネーライフとの間で発生したファイナンスのギミックから、収益の誇大計上、株式100分割、株価吊り上げ、といったポイントまでをホワイトボードと参加者との質疑応答形式で進めてくださいました。いつもながら、本当にわかりやすい!<中略>
続いて、新聞労連の委員長である美浦氏とガ島通信藤代氏のトークセッション。ガ島氏のマイク回しがキレていたおかげで、美浦さんの検察報道に関する知見をたいへん分かりやすく伝えていただけたように思います。
まずは配布資料にあった検察庁の機構と東京地検特捜部の組織図を元に、「体制の守護神」「服を着た国家権力」と言われる検察の姿を詳らかにしてくださいました。おそらく(私の知る限りでは)学校教育で検察について知る機会はほとんどなく、むしろ包み隠されている領域だと思います。そこをわかりやすく解説くださったので、たいへんためになりました。
これらの話を聞きながら、今回のライブドア(及びライブドアマーケティング)と投資組合の関係って、ライブドアだけに留まることではなくて他の上場企業でもありうることなんじゃないか(だってファンド持っている会社って結構多いよね)とか、検察の考える「正義(=『行き過ぎた新自由主義への警告』)」が今回執行されたタイミングが日本版 SOX 法(とか内部統制とかそういう領域)へどうつながっていくのか、というあたりが頭の中にモヤモヤっと疑問として浮かんできました。
前者については、オールドエコノミー側にいる人の中でもどきどきしている人は少なくないと思うのです。叩けば埃が出てくるのはどこにだってあるものだし。そういう人達へのある種の免罪符(または「ガイドライン」?)としての日本版 SOX が出てくると、目に見える形での補助線が惹かれるのじゃないのかな?今回の流れには、そういう補助線を示すきっかけとしての意味があったのじゃないのかな、と思ってみたり。
あと、普段は参加者でケーススタディを実施しているようですが、今回のケーススタディの場合だと、プレーヤーとしてもうちょっとオールドエコノミー側の人がいたほうが面白いかもしれませんね。あとは、楽天の三木谷さんとか。
この後に用事があったので懇親会には参加せずに「出口に一目散してしまい、一期一会どころか名刺交換もできずに」さっさと帰りましたが、いろいろな視座を獲得できた非常に面白いカンファレンスでした。また今度も参加しようかと思います。スピーカーの皆さん、運営の方々、どうもありがとうございました。


