ちゃんと追ってなかったのですが、情報通信審議会で UWB のことも議論していたのですね。
UWBが2006年初夏にも日本で利用可能に,出力許容値に一部猶予措置も - モバイル - Tech-On!
総務省の情報通信審議会は,広帯域無線技術であるUWB(ultra wideband)の日本での出力許容値案をとりまとめた。この案は総務省が2005年10月のITU-Rの会合に提出したものをベースに,一部の周波数帯での干渉回避機能の装備に最大2008年末までの猶予期間を設けたものになっている(関連記事)。総務省は近日中に同案に対するパブリック・コメントを募集し,2006年3月末までの答申を目指す考え。早ければ,2006年初夏にもUWBシステムを搭載した製品が日本で利用可能になる見通しである。
先だってのエントリ「ワイヤレス技術の標準化:分裂と統合」で触れたように、IEEE802.15 の TG3a タスクグループで議論されていた UWB を使用した無線方式の標準化作業は断念しており、市場でデファクトを狙いましょうということになっているので、WiMedia が推す「Certified Wireless USB」対応製品(まずは Wireless USB 対応 USB アダプタなのかな?)が夏ごろに向けてざざっと市場に出てくるのでしょう。
ただ、実装にはいくつか条件もついているようです。
このほか,最終報告書案には,他の無線システムとの共用をはかるために,(1)屋内利用限定,(2)USBのホストとなる機器には交流電源がつながれている必要がある,(3)航空機内,船舶内などでの利用禁止や玩具への使用禁止,(4)利用密度や利用シーンなどUWBシステムの使われ方の実態が大きく変わった場合は技術的条件を見直す,(5)DAAの有効性については関係者の合意に基づく実証実験での確認が必要,(6)既存の無線システムに有害な電波干渉を与えた場合は,技術的条件を見直す,などといった条件が盛り込まれた。
こう見ると、メーカーにとっては PC 周りで様子を見て、家電へ応用するというのが無難なシナリオなのでしょうかね。


