年始の旅行の機内でぱらぱらとめくっていたのが全日空の機内誌『翼の王国』。毎月一回以上は全日空を利用している上に、ANA カードに入っているために『翼の王国』は毎月送られてくる。そのためずいぶんと目にする率が高い。
その『翼の王国』の今月のコラムで、機中で「そうだよねぇ」と思わせられた、川本裕子氏の「『振り返らない』時間管理」を紹介する。
学ぶべきひとつめは、時間の総量管理である。<中略>
誰にとってもやりたいこと、やらなければならないことはたくさんある。それをひとつずつ積み上げていくと時間もどんどん増えていって「時間がパンク」するというのはよくある話だ。まず、時間を総量管理して自分が使える時間の枠を考え、その時間の枠にあうように仕事をあてはめていく。そうすれば、自然と時間の枠に合うように優先順位をつけて仕事全体を管理することになっていくのである。
二つ目は、最近盛んに言われている「可視化」すなわち「見える化」である。作業や工程を見えるかたちにして、何が起こっているのかを明らかにすれば、課題やボトルネックがすぐにわかりやすい、という考え方である。<中略>
個人の時間管理でも、自分で何に使ったか、後でもわからないような正体不明の『隠しポケット』があると、どうしても非効率になってしまう。たとえば、さばききれない仕事や優先順位を決めかねている仕事を「土日に片付ければいいや」「帰ってからとりかかろう」と休日や夜に放り込むのは『隠しポケット』と同じようなものだ。日常、業務の効率化を考えなくなったり、休日を使っても仕事を終わらせることができない。逆に、自分の意識のなかで時間の使い方がオープンでクリアになっていれば、無駄な時間も把握することができる。
読んでいた時にふと思ったのは、この考え方はラテン系的な考え方(「ケセラセラ」であり、「明日できることは明日やる」)と究極的に対極にあるんだろうなということ。
しかし。誰にとっても使える時間は有限であるのも事実。今年の抱負、というほど大げさではないものの、せっかく出会った学ぶべきことなのでしばらくは気に留めていたいということで、エントリとして跡に残しておくことにする。



コメント (2)
『振り返らない』のは日常的かも。
特に自分の隠しポケットを認識しておく事も大切だよね。
認識しておけば『自分の隠しポケット』を他人に見せずに『他人の隠しポケット』に放り込んでしまえるからね。うーん、ちょっと悪意があるかもね。>俺
僕の今年の隠し(当たり前っぽくて明言してない)テーマでもあるんだけど「認識している」事を「意識して」行動するのって結構難しいんだよなあ、これが。
投稿者: takawamu | 日時: 2006年01月18日 23:47
個人的には「『土日に片付ければいいや』『帰ってからとりかかろう』」ということを日常的にやってるもんで、年始の休みに「それじゃダメだよ」というコラムを読んでずいぶんと響いたんですわ。
でも、今日も自宅から仕事メールを見ているとか、そもそも休みに仕事がらみのコラムを読んで響いているあたりで、時間管理ができてないのか、ちょっとしたワーカホリックなのか、わからなくなってきているあたりがちょっとね……
投稿者: ayustety | 日時: 2006年01月18日 23:56