2006年1月アーカイブ

日ごろぱらぱら眺めている「日経エレクトロニクス」という雑誌は、通信系の技術に限らず、エレクトロニクスの領域については話が早いので、専門じゃないところが多い=わからないところが多いなりにも、重宝しているわけです。

で、この「日経エレクトロニクス」が運営する "tech-on" というサイトがあります。そこのコラム(「ブログ」といってるがトラバも打てないし、コメントも検閲が入るので「ブログ」とは呼べないんじゃあ……)のバックナンバーに「日米あべこべ考」と題したものがあり、たまたま何かを検索している時に通りかかって読みました。

日本のメーカーの凋落ぶりを憂いている風なコラムなのですが、ちょっとひっかかったのでご紹介(?)。

日米あべこべ考

以下はそのコラムの終盤部分です。

 日米で異なる感覚の,どちらが正しいということは一概に言えない。冒頭の略語の読み方など,要は通じればいいのである。日本には日本のやり方,米国には米国の流儀がある。それでいいじゃないか。ただし,世界市場を相手にした製品の作り方という視点を持ち込むと,ちょっと話が変わってくる。製品の大きさや値段に対するとらえ方は,どうやら米国流が世界標準のようだ。実際,このところ米国メーカーは,小ささ・薄さや安さが特徴の製品で,世界でヒットを飛ばしている。米Apple Computer, Inc.の音楽プレーヤ「iPod nano」や,米Motorola Inc.の携帯電話機「RAZR」などである。

 どうにも腑に落ちないのは,小型の端末にしても,安価な製品にしても,かつては日本メーカーの十八番だったことだ。「安くて小さい製品が得意なのは,日本と米国のどちらのメーカーですか」。この問いに対して,昔の日本人は間違いなく日本と答えたにはずである。少なくともバブル期以前には。

 現在の日本メーカーの凋落ぶりを嘆く声は多い。苦境を脱する策は,次から次へと現れる。そのいくつかは,理屈ばかりが先行し,実践上は空回りしているように見える。そんなときに必要なのは,自らの原点に立ち返ることではないだろうか。

うーん……

違和感があるのは、まず「このところ米国メーカーは,小ささ・薄さや安さが特徴の製品で,世界でヒットを飛ばしている」とあるところ。iPod nano も RAZR もヒットを飛ばしている本質は「小ささ・薄さや安さ」じゃない。そこを見間違えてはいけないじゃないかな。「小ささ・薄さや安さ」は単純に製品のフレーバーでしかないはず。ものづくりにどっぷりつかってしまうと「小ささ・薄さや安さ」といった物理的な特徴・特性があるから売れると思ってしまうのかねぇ。iPod も RAZR も、ネットにつながってサービスが受けられるという、利用者の行動パターンをフィードバックした製品+サービスだから売れているんじゃないのかね?

もう一つ。

「かつては日本メーカーの十八番だった……自らの原点に立ち返ることではないだろうか」って、安易に過去の十八番に戻るがよいのかな?この文章から感じられるのは、「自らの原点に立ち返ること」というのは、「メーカー」として日本的特徴を持ったモノを作り出す立ち位置に帰ることを促しているように読めるけれど、はたして安易にそこに帰ることが一番必要なことかな?今必要なのは、そうした安易な先祖がえりではなく、自分が見なければいけないもの(例:利用者、顧客)をしっかり見て、十分に頭を使って、なにかを作り出していくことじゃないのか、と。

(まあ、『スティーブ・ジョブズ-偶像復活』を読む限りでは iPod はある種の個人的な執念から生まれて出てきたような気がするけれど……)

スティーブ・ジョブズ-偶像復活
ジェフリー・S・ヤング ウィリアム・L・サイモン 井口 耕二
東洋経済新報社 (2005/11/05)
おすすめ度の平均: 5
5 勉強になります。

あと、読んでいて思いを新たにしたのは、先入観(例:米国人は体が大きいから,日本と比べて大振りの製品が売れる、とか、安価な製品は日本メーカーの十八番だ、とか)にとらわれないこと。エンジニアだろうが、マーケーターだろうが、アントレプレナーだろうが、普通のビジネスマンだろうが、一番怖いのは視座が固まり、視野が狭まり、思考が固定化すること、というのを忘れてはいけないな、と。

このコラムにはコメント欄があって、そこでも同じようなでももっと短いコメントを投稿したのですが(公開されるかはどうかは知らんけれど)、自分に帰ってくる部分もあるので自戒の意味も込めてメモ代わりに、と。

土曜の夜。髪を切った帰りに日本橋から人形町をうろうろと。家に帰って夕食を準備するのも面倒だよね、ということになり、人形町~水天宮を探索した結果、甘酒横丁から少し外れたところにある炭火串焼の店へ。

炭火串焼きとWine 人形町 荻

ふらっと近くを通りかかってよさげな店だったので 19 時過ぎに入ったのだが、運良く小さなテーブルが一つ空いていただけで、残りは既に満席(または予約されている)。店内は串焼屋にもかかわらず、赤ワインを飲んでいる人が多く、なかなかやっぱりよさげな感じ。

というわけで、いつものように生ビールを頼むことになるのだが、この『萩』の生ビールはプレミアムモルツ。相変わらず濃厚な香りでクリーミーな味わい。そのプレミアムモルツと一緒に出てきたのが、突き出しの野菜盛り合わせ。

突き出しの野菜

ざざっとメニューを見て注文をしたのだが、串焼きについては最初のオーダーは一人5本以上注文してくださいとのこと。客の注文の仕方にこういう制約を加える店はあまり好きでないのだが、まあよしということで、5種類頼んでみた中からいくつか紹介。

まずは、たこのパプリカ。

たこのパプリカ

やわらかくていい感じ。この前には、薄切りの豚肉でアボガドを巻いて焼いたものをいただいたのだが、それはビールに最高!という感じだったのだが、このたこはビールでもワインでもよさそうな感じ。

だからというわけではないが、あっさりとプレミアムモルツを飲み干したので、さっさとワインに切り替えることにする。

クナワラ・シラーズ

ワインメニューにはずいぶんたくさんのワインが載っているのだが、その中から「イチオシする逸品です」とのことなので、選んでみたのがこの「クナワラ・シラーズ」。このカリフォルニアワインほど甘くなく、イタリア・フランスワインほど重たくなく、いい意味で中庸で極めて飲みやすいワイン。串焼にはこういうワインが合うんだね、とちょっと感心。

ラムのブルーチーズソース

ラムに軽く塩をして焼いたもの。ブルーチーズベースのソース(後ろに写っている小皿に入っている)をかけていただく。厚みのあるラムにうまく火が通っていて、ブルーチーズの香りとあいまっていて結構な一品。

続いて、長芋とエリンギ。

長芋とエリンギ

長芋とエリンギの両方ともがしっかりと香り高くて、口当たりもよくて、これもなかなかのもの。

特製煮込み

串焼にあわせて頼んだ煮込みである。臭みは微塵も感じられず、人参と大根が豊富に入ってしっかりと旨みが出ている。

鴨ポロネギ

鴨にあうのは、どうやら山椒ですね。薬味として、七味・山椒が置いてあったのですが、鴨には山椒がぴったりです。これも赤ワインにあう、しっかりとした串焼きですね。

5種類の串焼きが出てきた後、もう少し食べましょうということで、頼んだのがイベリコ豚。

イベリコ豚

肉の味がしっかりして、いいですね。

何を頼んでも手間も隙もかけたかなり質の高い料理が出てきて、ワインも種類も多くちゃんと保管されているようで、いい感じのお店でした。惜しむらくは、アラカルトの場合最初のオーダーで串焼きを5品頼まなければならないところでしょうね。店の焼き手のペースで食べなければならないのは、店の雰囲気もずいぶんよいので、ホントに惜しいです。

2.5GHz の開放に向けて、ウィルコムがいろいろ仕掛けていますね。

2.5GHz帯への展開をアピール,ウィルコムが次世代PHSの実験免許:IT Pro

ウィルコムは1月27日,現在より高速な通信を可能にする「次世代PHSシステム」の実用化に向け,実験局免許を取得したと発表した。同社は,2005年11月に予備免許を取得(関連記事)。実証実験を始める準備を進めていた。

周波数は2.3GHz帯の5MHz幅を利用し,ウィルコム本社の屋上と屋内に,アンテナと基地局設備を設置して実験する。実験期間は1年間の予定で,システムのスループットや伝搬特性などを評価する。この実験は第1期試験で,結果を踏まえて装置を改良した後,さらに詳細な評価を目的とした第2期試験の実施も検討している。

<中略>

なお,ウィルコムが本日発表した高度化PHS規格「W-OAM」と次世代PHSは全くの別物。W-OAMが現行PHSの方式改善で高速化を実現しているのに対し,次世代PHSは通信方式を根本的に見直す。そのため1.9GHz帯とは別の周波数帯の獲得が,商用サービスのためには必須となる。

ウィルコム、通信速度を最大408kbpsに向上--月額料金は変わらず - CNET Japan

ウィルコムは1月27日、通信速度を向上させる新しいPHS通信規格「W-OAM」を採用すると発表した。これにより、通信速度が最大408kbpsに向上する。利用には専用の端末が必要となるが、月額利用料金は変わらない。2月下旬よりサービスを開始する。

W-OAMはWILLCOM Optimized Adaptive Modulationの略で、ウィルコムが独自に開発したものだ。電波の状態に応じてより高速な変調方式を自動的に選択する。これまではQPSKと呼ばれる変調方式を使っていたが、W-OAMではこれに加えて、電波が良い環境ではより高速な8PSKと呼ばれる変調方式を使う。また、電波の悪い環境では通信速度が遅いものの、安定性の高いBPSKと呼ばれる変調方式を使う。

日本産の通信技術である PHS を発展させるというストーリーはよいですが、外資ファンドであるカーライル 60% の資本を持つウィルコムに、新しいサービスを拓くための新しい周波数帯を与えるのは難しいんじゃないかな。

元記事は W-ZERO3 のシルバーモデルが登場するというものなのですが。

1カ月で5万台売れた「W-ZERO3」,シルバー・モデルが3月登場:IT Pro

W-ZERO3のヒットを背景に,Windows Mobile 5.0を採用した電話端末は今後も増えていく模様。NTTドコモは,同OS搭載のFOMA端末を10月にも提供することを表明している。

M1000 から買い替える人も結構多いのかも……

より小さい、より軽い ニンテンドーDS Lite が発売されるようです。

ニンテンドーDS上位モデル、ニンテンドーDS Liteが3月2日に発売 - CNET Japan

本体サイズは従来モデルの横148.7mm×縦84.7mm×厚み28.9mm(折りたたみ時)から横133.0mm×縦73.9mm×厚み21.5mmになり、重さは275gから218gと従来モデルの80%程になっている。

厚みがずいぶんうすくなってるので、持ち運ぶ場合には便利なのかも。ただ、名前は Lite がついていますが、値段は高くなっているんですよね。

水曜日の夜。気がついたら午後10時を回りそうで、腹もずいぶん減っていたので、仕事を切り上げてオフィスを出ることにしました。

「さて、何を食うか」とほんの数秒考えて、前から通りがかった時に気になっていた茅場町の「日本橋紅とん」に行くことにしました。店の場所は八丁堀と茅場町の中間で、キンコーズのある新大橋通りの交差点から日本橋側にすこし入ったところです。

紅とん日本橋店(※茅場町とは別の店です)

まずは生ビール(エビス)をいただくことに。のどを潤して一息ついて、焼きとん(かしらとはらみ)と焼き鳥(ナンコツとももだったかな)を注文。

焼きとん

「紅とん」の焼きとんはぼってりと、ごろごろっとした肉を噛むとしっかりしていて食感もよく非常に生ビールによく合います。焼きとんには和からしです。ソーセージにマスタードをつけることもあわせて考えてみると、豚肉にはからし系で風味をつけるのがよく合うのかもしれません。つんと鼻に抜けない程度がよろしいです。

焼きとり

焼きとんだけでなく、焼き鳥もレベルがかなり高いです。ナンコツはあまりちょうどよい固さでこりこりとしてうまい。で、焼き鳥には七味です。「紅とん」にある七味は「やげん堀」のものでした。

肉だけでなく、野菜もいただかないと、ということで焼きとんと一緒に頼んだのがセロリの浅漬け、焼きねぎなど。

焼きねぎ

セロリの浅漬け

セロリはいいですね。これを浅漬けにすることを考えた人は、ずいぶんビールが好きなのでしょう。

で、この「紅とん」のありがたいところはホッピーをおいているところでしょうか。プリン体対応中の身にはありがたいことだと思いつつ、黒ホッピーを注文して引き続き飲むことに。

黒ホッピー

このあと、黒ホッピーを2杯(焼酎追加が2回)飲んで、もうちょっとツマミを頼んで(いずれも写真取らず)、一時間半ほどでいい感じに酔っ払ってから引き上げました。

メニューも豊富でずいぶんコストパフォーマンスもよく、「いつも通りかかったときには混んでいるはずだ」と納得でした。

シリコンバレーにいる忙しいはずの友人(たぶんちょー多忙な毎日から逃れるためにこういうのを見つけたはず……)から送られてきたネタです。

30 代でいささか日常生活に不満を感じる方、人生の原風景の一つにドムのジェットストリームアタックの光景がある方、究極のガンダムをお目にかかりたい方、いずれもぜひお試しください(音が出るので、オフィスの人はご注意を)。

http://www.youtube.com/watch_fullscreen?video_id=vad476uNHqE&l=190&fs=1&title=3D%20GUNDAM

CNET JAPAN にアイピーモバイルも採用を予定している IP Wireless がモバイル TV のために新しい技術を公開したというニュースが出ている。

米新興企業、モバイルTVのための新しい仕組みを確立--3G用周波数を使用

Sprint Nextelが一部資金を援助する新興企業IPWirelessによれば、同社の技術を使用すれば、携帯電話事業者は既存の3G用周波数を使用してテレビ番組を大量に伝送できるようになるという。

携帯電話業界向けにチップや無線機器を製造するIPWirelessは先週、「TDtv」と称する技術を発表した。同社によると、この技術を使用すれば既存の3G用周波数帯でも十分な容量が確保でき、携帯電話事業者はテレビ番組の伝送のために別のオーバーレイネットワークを用意する必要がなくなるという。

<中略>

3G無線網は、信号が単一の送信者から単一の受信者まで伝送されることを意味する「ユニキャスト」を想定して設計されているのである。これは、異なる利用者がテレビを視聴しようとするたびに、同じコンテンツがネットワーク上で再送信される必要があることを意味する。これにより貴重な周波数が使い果たされてしまう。

<中略>

IPWirelessはモバイルテレビの問題を解決するために異なるアプローチをとった。同社は別のネットワークを構築する代わりに、ラップトップPCやその他のインターネット機器に高速無線アクセスを提供するUMTS TD-CDMA規格を採用し、これにより無線信号をユニキャストではなくマルチキャストで伝送できるようにした。

今の 3G が回線交換モデルをベースに作られていることを考えたら「『ユニキャスト』を想定して設計されている」なーんていうのは当たり前のこと。わざわざ指摘するまでもないと思うけれど。

で、All IP なネットワークを構築できる TD-CDMA やその他の仕組み(多分モバイル WiMAX も含まれるかと)であれば、この記事で取り上げられている IP Wireless の "TDtv" でなくともマルチキャストに対応したワイヤレスネットワークを作るのはそんなに難しいことではないと思うのだけれど、それもどうかと。

でも、この記事を読んだだけでは汲み取れない部分はたぶんにあると思われたりして、その点に立脚してみればアイピーモバイルは "TDtv" の機能を充分に使って「放送と通信の融合」分野に躍り出てくるのかもと、いささか妄想性を豊かにしてみたりして……

今日は仕事を休んで人間ドックを受けにいったのですが、それが終わってひとしきり平日の休日を楽しんだ後(例えばブックオフに行ったり、散歩しながらみたらし団子を食べたり)、夜はどうやらスペインクラブ@月島と関係があると思われるスペインバル@銀座で、サンノゼ時代を発端とする仲間な人達4名でスペインな飲み会。

銀座 スペインバル

昼間の人間ドックで(現時点で判明している結果として)唯一指摘を受けたのは尿酸値の値。生まれてはじめてなのですが、今回は微妙に高かったらしいので、ビール・エビ・カニ・モツをあまりたくさん取り過ぎないようにとやわらかく言われたのはそういえばほんの数時間前。「そんなこと僕には良くわからないなぁ」とほざきつつ、早速プリン体ががっつり入ったビールをグビグビ飲みながらこんなものをツマミ的にいただく。

白いんげん豆とトマトのサラダ

豆は大事ですね。健康にいい(はず)。

ポテトフライ

ビールにはポテトフライだよね、といいつつも、実はこのころからさっさと赤ワインを飲み始めてたりして……

いかと野菜の白ワイン煮

「いかと野菜の白ワイン煮」というわりには、カレー風味がけっこう濃厚に。十分にうまい(そして十分に健康的なはず)ですが、白ワイン煮といわれてもちょっと困るかも。

スペイン生ハム

いわゆる「ハモン・セラーノ」というやつです。赤ワインだけにかぎらないですが、のんびりたしなむアルコールに最適な食材です。

たらのサラダ

卵の黄身かなー、と思って食べたら柑橘系の果肉でちょっとびっくりでしたが、それでもドレッシングの濃厚さと柑橘のさっぱりさがよい具合に調和していていい感じ。

これ以外にも、自家製アンチョビとか、たこ(いか?)の陶板焼きとかいただいたのですが、もちろんパエリアもいただきました。バレンシア風というやつを。

でも、微妙に高い尿酸値が邪魔したんだかどうだかしりませんが、写真に写っている半端なカニの足肉しか食べてません。

パエリア残骸

今夜はずいぶん楽しかったです。次回は別のスペイン料理(or 別の料理)を食べに行きたいもんですね>今日の参加者

ライブドア社長の堀江氏が逮捕されたようですが、そのニュースを伝えるにあたってのマスコミって情報操作してんじゃないの?という点について。

アメリカの有名な新聞であるニューヨークタイムスでも、堀江氏逮捕のニュースが取り上げられているのですが、その記事で取り上げられている堀江氏の写真はこれです。

記者会見か何かで使用した普通の写真ですね。ちなみに、この写真が載った記事はこちら↓。

Japanese Prosecutors Arrest Livedoor Chief

一方、朝日新聞のインターネットサイトである asahi.com で取り上げられている堀江氏の写真はこれです。

この写真が載った記事はこちら。

ライブドアの堀江社長ら4人を逮捕 東京地検特捜部

明らかに被疑者の雰囲気を前面に押し出しています。よく正面から写した写真を探し出したもんだ、と。さすがですね。

昨日 802.11n のドラフト仕様が固まった、というエントリを書きましたが、早速ブロードコムからドラフト仕様準拠のチップセットが発表されたようです。

ブロードコム、IEEE 802.11nドラフト仕様準拠のWi-Fiソリューションを発表

ブロードコムは1月19日、IEEE 802.11nドラフト仕様に準拠した初のソリューションとなる無線LAN(WLAN)チップセットファミリ「Intensi-fi」の出荷を開始したことを発表した。Intensi-fiチップセットは、現在サンプル出荷中。

Intensi-fiは、IEEE 802.11nドラフト仕様で定められた必須要素をすべて取り込んでおり、標準化作業が完了次第、正式な最終仕様にソフトウェアアップデートできるよう設計されている。

どのベンダーも「標準化作業が完了次第、正式な最終仕様にソフトウェアアップデートできるよう設計」するのだろうから、そこでの競争を考えるとチップベンダーも大変ですね……

ホントに今週はワイヤレスネットワーク関連のニュースが多いような気が……

unstrung.com や日経 ITPro でも伝えられている通り、WiMAX フォーラムによって規格準拠と相互運用性の点で認定された WiMAX 機器4種類が発表されました。

WiMax Gear Approved for Market

The first round of certification tests have been completed, and base stations from Aperto Networks , Redline Communications Inc. , and Sequans Communications , plus Wavesat Wireless Inc. 's customer equipment have got the seal of approval from the WiMAX Forum .

The testing process went on until the final minute, lasting well into the night on Wednesday. But the completion of the first round of certifications means that initial WiMax gear should be on the streets within months.

WiMAX Forum,WiMAX規格に準拠した初の認定製品を発表

無線ブロードバンド規格WiMAXを推進するWiMAX Forumは,同規格への準拠と相互運用性のテストで初めて認定を受けた4製品を米国時間1月19日に発表した。テストは,WiMAX対応製品の認証プログラム「WiMAX Forum Certified」を通じて行なわれた。

認証テストに合格したのは,米Aperto Networksのベース・ステーション「PacketMAX 5000」,米Redline Communicationsのベース・ステーション「RedMAX AN-100U」,仏Sequans Communicationsのベース・ステーション参照デザイン「SQN2010 SoC」,カナダWavesatの顧客宅内機器(CPE)「miniMAX」。これら4製品は,3.5GHz帯域を利用している。

なお、WiMAX フォーラムが提案している地域別の周波数割り当てプランによると、米国以外の地域に 3.5GHz が挙がっている(日本は 3.5GHz の再割り当てはまだまだ先のこと……)。次の地図は WiMAX フォーラムのプレゼンテーション資料から切り出したもの。

radioallocation_by_wimaxforum_06_0002

日本の場合、固定用の WiMAX を飛び越して、2.5GHz でのモバイル WiMAX ベースのサービスが開始される可能性が高いはずです。このため WiMAX フォーラムが 802.16-2005 (旧 802.16e) の認定プログラムをいつから開始するかが注目されるでしょう。

WiMAX 関係のイベントとしては 2 月に WiMAX Summit が、3 月に相互接続のイベント "Plugfest" がそれぞれフランスで開催されます。このタイミングで何か出てくればいいのですが。

今週は IEEE の会議がハワイであったので、IEEE 関係のニュースが多い。

まずは分裂のほうから。

IEEE802.15 の TG3a タスクグループで議論されていた UWB を使用した無線方式の標準化作業を断念することを決めた。

米IEEEのUWB標準化作業,合意得られずついに解散へ

米Intel Corp.などが推進するWiMedia(マルチバンドOFDM方式)と,米Freescale Semiconductor Inc.などが中心のDS-UWB方式という2方式の対立が長引き,予想を大きく上回る時間が経過しながらも,ドラフト案の一本化を達成できずにいた。

<中略>

既にFreescale社はUWB用チップセットを発売済みであり,またWiMedia陣営も「Certified Wireless USB」に向けたチップセットを市場投入する段階に達している。「これ以上標準化の議論をしていても埒が明かない。市場でデファクトを取るほうがよっぽど早い」(ある半導体メーカーの技術者)といった声が多くなってきていることが,解散案の提出につながったもようである。

おそらく家電系は DS-UWB で、コンピュータ系が WiMedia という風に分かれて、市場で戦いましょうということになるのでしょう。

ついで、統合のほうを。

IEEE802.11n で議論されていた MIMO (Multi Input Multi Output) を使用した無線 LAN の高速化技術のドラフト案が承認され、今後修正を重ねて、1年後の標準化完了を目標とすることになった。

高速版Wi-Fi規格「802.11n」、IEEEがドラフトを承認

802.11nの作業部会は米国時間19日、米ハワイで開催された会合で、同規格の最初のドラフトを承認した。

<中略>

802.11nが登場すれば、ノートPCユーザーは現行の802.11gよりもはるかに高速な無線LANを利用できる。802.11nでは MIMO(Multiple Input/Multiple Output)を用いる。MIMOは複数のアンテナを利用してデータを送受信する技術で、各アンテナは複数のデータ信号を同時に処理できる。

<中略>

また、802.11nをサポートしたチップを搭載した製品は、802.11a/b/gとの互換性も実現する予定だ。

同じ CNET の記事に詳しいのだが(高速版Wi-Fi規格「802.11n」、標準化作業が正常化へ)802.11n では、Airgo の提出した案と Intel が中心になってまとめた案が対立していた。Airgo Networks は MIMO ベースのチップを現在発売中の唯一のベンダーで、その技術をベースに提案していたのだが、どうやら Intel が中心になってまとめた Enhanced Wireless Consortium (EWC) という団体で議論された提案をベースに、今回のドラフト案承認となった模様。

一本化されたという点は評価できるが、すでに市場に製品を出荷している Airgo はどうするのだろう?また、Airgo のチップをつかった無線LAN アクセスポイントってコレガやプラネックスからすでに発売されているのだが、ああいう機器はどうなるのだろう?

今週のワイヤレス関係のニュースのクリッピングを、エントリを分けて。

日経 Tech-On! に IEEE 802.20 のドラフト案に QUALCOMM と京セラ案が採用になったというニュースが 1/19 に出ていた。

IEEEの次世代モバイル規格「802.20」,米QUALCOMM社と京セラの提案方式を採用へ

IEEE802.20は別名MBWA(Mobile Broadband Wireless Access)とも呼ばれるもので,時速100kmを超える高速移動体にも高速の無線インターネット・サービスを提供するコンセプトで規格策定が進んでいた。2002年から作業部会での討議が始まっていたが,このほど伝送方式案を1本化する投票を行ったもの。その結果FDD(frequency division duplex)モードにQUALCOMM社の技術提案「MBFDD」が,そしてTDD(time division duplex)モードについてはQUALCOMM社と京セラの統合案の「MBTDD」(MBTDD 625k-MC(BEST-WINE)モードを含む)で認められた。一部で強行に反対する陣営もあったが,投票結果は大差での賛成となった。

「2002年から作業部会での討議が始まっていたが」とあるが、昨年(2005 年)はこの 802.20 ワーキンググループでの議論はほとんどなされていなかったと聞いている。だが、ようやくドラフト案を作るためのベース技術が固まったということ。

この分野は既に同じIEEE の 802.16e で議論されてきたモバイル WiMAX が昨年末に 802.16-2005 として標準化を完了しており、サムソンの協力の元で韓国版モバイル WiMAX である WiBro を使用して、テレコムイタリアが 2006/2/10 - 26 に開催されるトリノオリンピックのスキー場でトライヤルを実施したり、日本では総務省のワイヤレスブロードバンド推進研究会において2.5GHz をモバイル WiMAX 等の広帯域移動無線アクセスシステムに向けて割り当てようという議論結果が出されていたりと、実環境での利用に向けて各種作業が進んでいるわけだが、いまさら良く似た技術の標準化議論を同じ IEEE で開始してどうするのだろう、と思う。

CDMA の特許を押さえていて(=主戦場は 3G を決めた ITU)携帯電話側のプレーヤーである QUALCOMM が IEEE も押さえたいということなんだろうなあ、と。そないにうまいこといくもんかいな。

東京はずいぶんしっかり雪が降っているようで、うちの近所もこの通りです。

深川の雪

去年の年末に会社の音楽好きなやつから借りて、そのまま借りっぱなしだった ELLEGARDEN の次のアルバムを、生ビールと日本酒でいささか酔っ払った状態で聴いてみる。

BRING YOUR BOARD!!
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5 突き抜ける感じが最高。
5 かっこええ!!
5 さすがエルレ!!
Pepperoni Quattro
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5 Pepperoni Quattro
5 こんな星の夜は
5 今の日本人バンドにはないスタイルの楽曲

ざっと聴いてみたところ、雰囲気は西海岸のポップなパンクに見られるシンプルなメロディー+ギターリフに『ジャパニーズ』なリズムセクション(特にドラム)が合わさったという感じ。なんかうまく説明できないけれど、冬の朝に通学途中(通勤じゃないよ)の満員電車の中で MD プレーヤーで聴いていると完全に自分の世界に入り込める系の音がする。「ピチッ」と閉じたところで鳴っている音の響きがするというか。

あ、ちなみに「『ジャパニーズ』なリズムセクション(特にドラム)」というのは悪く言っているわけではなく、日本のパンクっぽいバンドによくある「スコーン」と頭の先から抜けるようなスネアドラムの音がしてるので、なんとなく『ジャパニーズだなぁ』と思ったのである。いちおう確認のために(?)手元にある次の Goo Goo Dolls と Foo Fighters を聴いてみたけれど(よく見たらずいぶん古いので比較対象として正しいのかどうか知らんが)、スネアドラムの音がもう少し「ドシャッ」とつぶれていて、頭の先より抜けるというより胃の裏側で響いているような音がしていた。

ディジー・アップ・ザ・ガール
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5 渋い
5 いい曲ばかりです
5 11曲目、アイリス泣けます
ゼア・イズ・ナッシング・レフト・トゥ・ルーズ
フー・ファイターズ
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5 いいですよ!
5 いい
5 ♪名曲ばかり♪

あと、なんだか知らんがボーカルラインとギターリフがその昔聞いていたポップな西海岸パンクバンドに似てるなあと思って、これまた手持ちの CD をざーーーーーっと探してみると、"Lit" というバンドだったということがわかる。

A Place in the Sun
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Lit
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おすすめ度の平均: 4.5
5 ポップパワーサウンド
4 耳障りのいいサウンド

西海岸中の西海岸であるオレンジカウンティのパワーポップなバンドで、これまたいささか古いバンドともいえるのだが、なんとなく ELLEGARDEN のボーカルラインとギターラインに通じるところがあるかなと。

つれづれに脇道に逸れましたが、総じて ELLEGARDEN ってかっちょいいと思います。さすがに通学する年齢でもないので、自分の世界に入り込むという意味ではジョギングする時に聞いてるのが一番良いかなと。ただ、去年のマラソンでヒザの調子を悪くして以来まったく走ってないんだよね……

2ちゃんねらーってやっぱりすごいし、クリスタルキングもたぶんすごいんだろう。

堀江の拳 ©ザラ場の歩き方

オフィスにいる人は、音が出るから気をつけてください。

年始の旅行の機内でぱらぱらとめくっていたのが全日空の機内誌『翼の王国』。毎月一回以上は全日空を利用している上に、ANA カードに入っているために『翼の王国』は毎月送られてくる。そのためずいぶんと目にする率が高い。

その『翼の王国』の今月のコラムで、機中で「そうだよねぇ」と思わせられた、川本裕子氏の「『振り返らない』時間管理」を紹介する。

学ぶべきひとつめは、時間の総量管理である。

<中略>

誰にとってもやりたいこと、やらなければならないことはたくさんある。それをひとつずつ積み上げていくと時間もどんどん増えていって「時間がパンク」するというのはよくある話だ。まず、時間を総量管理して自分が使える時間の枠を考え、その時間の枠にあうように仕事をあてはめていく。そうすれば、自然と時間の枠に合うように優先順位をつけて仕事全体を管理することになっていくのである。


二つ目は、最近盛んに言われている「可視化」すなわち「見える化」である。作業や工程を見えるかたちにして、何が起こっているのかを明らかにすれば、課題やボトルネックがすぐにわかりやすい、という考え方である。

<中略>

個人の時間管理でも、自分で何に使ったか、後でもわからないような正体不明の『隠しポケット』があると、どうしても非効率になってしまう。たとえば、さばききれない仕事や優先順位を決めかねている仕事を「土日に片付ければいいや」「帰ってからとりかかろう」と休日や夜に放り込むのは『隠しポケット』と同じようなものだ。日常、業務の効率化を考えなくなったり、休日を使っても仕事を終わらせることができない。逆に、自分の意識のなかで時間の使い方がオープンでクリアになっていれば、無駄な時間も把握することができる。

読んでいた時にふと思ったのは、この考え方はラテン系的な考え方(「ケセラセラ」であり、「明日できることは明日やる」)と究極的に対極にあるんだろうなということ。

しかし。誰にとっても使える時間は有限であるのも事実。今年の抱負、というほど大げさではないものの、せっかく出会った学ぶべきことなのでしばらくは気に留めていたいということで、エントリとして跡に残しておくことにする。

ライブドアが今回東京地検特捜部の捜索を受けた件ですが、藤代@ガ島通信さんも指摘してますが、今回のマスコミの報道を見てると悲しくなってきますね

マスコミの本来の役割は、東京地検特捜部の露払いをすることではないはずですが、捜査を検証するマスコミがあるとうは到底思えない… 特捜部ににらまれれば、たとえどのような罪であろうとも、裁判を前にマスコミと世論によって裁かれてしまいます。

今回の件は急ぐ事案ではないだろうから、金曜の夕方に捜索に入れば週末で事態が明らかになり、株式市場への影響が少なくてすむ可能性があるはずなのに、わざわざ今日に持ってきたのは、何らかの別の意図があるのは火を見るより明らか。

そんな中で、今回の「騒ぎ」の余波を蒙っているであろうフジサンケイグループに属している産経新聞の Web が次のように伝えているのは、いささか自嘲気味かと。

※『』は私がつけました。

東京証券取引所マザーズ市場などの17日午後の取引で、ライブドアグループ企業の株が、証券取引法違反事件の影響を嫌気した大量の売り注文を浴びて軒並みストップ安となり、発行済み株式総数に株価を乗じた「時価総額」は、グループの上場7社の単純合計で約1兆200億円から約8700億円となり、約1500億円が1日で『吹き飛んだ』。

そりゃ、自分たちの資産も『吹き飛んだ』んだものね。つらいよね。

FujiSankei Business i に、今夏の提供開始が予定されている NTT ドコモの HSDPA ベースのサービスで定額制のサービスの提供を決めたというニュースがある。

NTTドコモ データ通信に定額制 無線ネットが使い放題

中村維夫社長は、HS-DPAの導入にともない、「データ通信の本質は定額制。当然考えなければいけない」とし、使った分だけ料金を支払う従量制と定額制の二本立ての料金体系を検討していることを示した。

<中略>

HS-DPAは今夏にボーダフォンも導入予定。KDDIのauもデータ通信の高速化を予定している。また、年内にアイピー・モバイルが、また来年以降にイー・アクセスとソフトバンクが、新規参入する携帯電話事業でパソコンにつないでの高速データ通信サービスに定額制を導入する見通し。ドコモの定額制導入はこうした新規参入組を牽制(けんせい)する狙いもある。

ドコモが定額制を導入した場合、それはソフトバンク、イーアクセス、アイピーモバイルのような新規参入組を牽制するのではなく、引くに引けない状況を作り出して自らモバイル市場を泥沼化する一方だと思うのだが、そういうふうに指摘することって、マスメディアではまず見かけない。だいたい、ソフトバンクもイーアクセスも長い目で見て携帯ビジネスを展開するといっているが、あれっぽっちの周波数帯域しか割り当ててもらえなかったら、どこまで本気でやる気があるのかなんともいえないと思うのだが。そういう指摘もあまり見かけない。

NTT ドコモや KDDI (au) にとっては、今のうちに電波開放&新規参入政策をやわらかくつぶせるオプションを検討し、打てる手を打っておくことは必要だろう。

また、データ通信の裏側には、Skype やら Google Talk のような、従来の電話サービスとは異なるビジネススキームをもった無料の電話サービスの仕組みが控えているわけで、NTT ドコモがデータ通信の定額制化によって、これらの無料電話サービス普及への先鞭をつけるとも思えない。

端末を囲い込んでいるから大丈夫といっていても、ソフトバンク、イーアクセス、アイピーモバイルのような新規参入組がオープンな端末戦略にシフトしない可能性がないわけでもないし、さらにはこの後電波の割り当てが予定されているモバイル WiMAX についてはオープンな端末戦略になる可能性のほうが高いわけだから、NTT ドコモ的にはまだまだ従量制で ARPU を下げないようにするほうが正しい戦略なのでは、と。

従量制から定額制にシフトするタイミングはもう少し先のことだと思っている(思っていた)のだが、その時期がもう来てしまったのだったら、「そりゃないだろう」とつぶやく人はいろんなところにいるような気がする。

一昨年の7月頃から一年半ばかりはてなで続けてきたブログですが、独自ドメインに移すことにしましたので、ご案内を(実際は昨日移行が終わってたのですが……)。

独自ドメインを取ることにあまり意味はなく、なんとなく自由度が上がるかな、と思って取ってみました。エントリが何もないと寂しい(?)ので昨年末のヨーロッパ旅行分からのエントリをコピーしてあります。新しいことについてはこれからすこしずつ手を入れていこうと思っています。

また、一番最初の日付でエントリをアップしたプロフィールにもあるのですが、サイトのドメイン名は僕の誕生日にちなんでます。

なお、移行に伴いブログ名をすこしシンプルにしました。コミュニケーション、テクノロジー、マーケティング等のクリッピングといったビジネス関係の話題が「お仕事日誌」、日々の生活や飲み食いから生まれる雑感が「一日一麺」。これらの事柄を同等に扱いましょうということです。

最後に、このブログは Movable Type 3.2 で構築しているのですが、不慣れなもんで最初はいろいろ不都合がでるかもしれません。お気づきの方はコメントなり、トラバなりで教えていただけるとありがたいです。

今後も引き続きよろしくお付き合いのほどを。

水曜日の昼に注文した Rimowa のスーツケースが到着しました。たった 3 日で、フランクフルトからやってきました。

IMG_1854

海外からの通販って、昔できたばかりの Amazon.com から書籍を買ったことが何度かあったのですが、ずいぶんご無沙汰していて6,7年ぶり。おまけにヨーロッパからモノを買うのは初めて。トラぶったら面倒だなぁと思っていたのですが、実にあっさりと、それもずいぶん早く届いたのでびっくり。

何かの参考になるかもしれないので、今回の総コストをまとめて、ついでに日本での販売価格と比較してみます。

■koffer24.de に支払った金額

・930-63 : Jumbo Trolley by Rimowa
価格 €378.45 (現地価格は € 439.00 だが、海外向けの場合には免税になる)

・930-70 : Jumbo Trolley by Rimowa
価格 €404.31 (現地価格は € 469.00 だが、海外向けの場合には免税になる)

配送料金:€119.90

合計:€902.66 (€1 = \138 とすると \124,600)

■UPS/ヤマト運輸に支払った金額

関税額:\2,600
消費税額:\3,200

合計:\5,800

というわけで、総計で \130,400 です。

これを国内で購入すると(まったく同じ型番ではなく、同じ Topas シリーズの同じサイズの日本向け仕様の製品)、こんな感じ。

・TOPAS NO.6228 2輪トローリーケース
93,000円(税別)
http://www.bag-selection.co.jp/rimowa/topas/6228/index.html

・TOPAS NO.6231 4輪スーツケース
120,000円(税別)
http://www.bag-selection.co.jp/rimowa/topas/6231/index.html

というわけで、総計で \213,000 です。

本国版と日本版には細かな仕様の違いがあったり、通販で購入した場合には故障した時に面倒だったりという点はあるにせよ、63% も高くなるのはいささか価格差が大きいのではないだろうか、と。


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一昨日購入した Rimowa のスーツケースは、昨日お伝えしたように UPS が運送しているのだが、どうやら成田に着いたようである。

20060113-UPS-Tracking_Status

この↑画像は UPS のトラッキングシステムの画面のコピーなのだが、フランクフルトで集荷された後、ケルンに輸送され、フィリピンの PAMPANGA を経由し、今日の朝に成田に到着した模様。ずいぶんと迅速な動きだ。

ドイツから日本への輸送はダイレクトではなく、フィリピンを経由するとは。少々驚きである。

よく見ると "THERE IS AN INADEQUATE DESCRIPTION OF THE MERCHANDISE. MORE DOCUMENTATION REQUIRED" とあるが、その後に "RELEASED BY CLEARING AGENCY. NOW IN-TRANSIT FOR DELIVERY" とあるので、明日ぐらいには到着するかも。

昨日の昼間購入した Rimowa のスーツケースですが、UPS から「君の荷物は UPS が運びますから」という次のようなメールがやってきました(個人情報については、もちろん伏字)。

Date: Jan 12, 2006 1:14 AM Subject: UPS 出荷通知 トラッキング・ナンバー 1ZW4645E6642xxxxxx

To read this message in English, click here.

***このEメールへの返信はご遠慮ください。UPSおよび LEDER-STOLL OHG ではお客様のご返信を受信できません。

このメッセージは、LEDER-STOLL OHG様のご依頼により、下記貨物に関する情報をUPSが受領したことを通知するために送信されています。必ずしもUPSが既に荷受けしたことを意味しているとは限りません。実際に貨物が集荷されたのか、いつ集荷されたのか、または、現在の貨物の状況を確認したい場合は、下記の貨物追跡リンクをクリックするか、あるいはLEDER-STOLL OHG様へ直接お尋ねください。

重要配達情報

LEDER-STOLL OHG からのメッセージ:
IHRE BESTELLUNG VON KOFFER24.DE WIRD VERSENDET. YOUR ORDER AT KOFFER24.DE WILL BE SHIPPED.

時間指定配達: 13-1 月-2006

貨物明細
出荷先:
MR. xxx xxxxxxxx
xxx xxxxxxxx
2-xx-x xxxxxxxxx
xxxxxx
TOKYO
1xxxxxx
JP

パッケージ数: 2
UPS サービス: EXPRESS
重量: 16.0 KGS

発注(P.O)番号:: 1ZW4645E6642xxxxxx

UPS が貨物を集荷したかどうかを確認するには、ここをクリックするか、
http://www.ups.com/WebTracking/track?loc=ja_JP にアクセスしてください。


この E メールには、所有権または機密の情報が含まれている場合があります。この E メールの内容に関係のない方が本メッセージを受け取った場合、メッセージの配布または複製をすることは厳密に禁止されています。このメッセージに身におぼえのない方は、ただちにメッセージを削除してください。

この E メールは荷送人の要求を受けて、UPS E メール・サービスより自動的に配信されています。 この E メールに返送されても、UPS あるいは荷送人には届きません。 記載されている出荷についてご質問がある場合またはこのお知らせサービスのご利用を停止されたい場合には、荷受人様に直接のご連絡をお願いいたします。

***Do not reply to this e-mail. UPS and LEDER-STOLL OHG will not receive your reply.

This message was sent to you at the request of LEDER-STOLL OHG to notify you that the package information below has been transmitted to UPS. The package(s) may not have actually been placed with UPS for shipment. To verify when and if the shipment was tendered to UPS and its actual transit status, click on the tracking link below or contact LEDER-STOLL OHG directly.

Important Delivery Information

Message from LEDER-STOLL OHG:
IHRE BESTELLUNG VON KOFFER24.DE WIRD VERSENDET. YOUR ORDER AT KOFFER24.DE WILL BE SHIPPED.

Scheduled Delivery: 13-January-2006

Shipment Detail
Ship To:
MR. xxx xxxxxxxx
xxx xxxxxxxx
2-xx-x xxxxxxxxx
xxxxxx
TOKYO
1xxxxxx
JP

Number of Packages: 2
UPS Service: EXPRESS
Weight: 16.0 KGS

Tracking Number: 1ZW4645E6642xxxxxx

Click here to track if UPS has received your shipment or visit
http://www.ups.com/WebTracking/track?loc=en_JP on the Internet.


This e-mail contains proprietary information and may be confidential. If you are not the intended recipient of this e-mail, you are hereby notified that any dissemination, distribution or copying of this message is strictly prohibited. If you received this message in error, please delete it immediately.

This e-mail was automatically generated by UPS e-mail services at the shipper's request. Any reply to this e-mail will not be received by UPS or the shipper. Please contact the shipper directly if you have questions regarding the referenced shipment or you wish to discontinue this notification service.

で、UPS のサイトで貨物の追跡を行うと、とりあえずは UPS によってフランクフルトで集荷された様子。

海外通販でもこういうサービスを使用していると、今回利用したオンラインショップ koffer24.de に対しての安心感・信頼感も上がるし、何より UPS ってすごいなあと改めて感心しました。

さて、東京にはいつ到着しますかね?

これまでの様々な旅行や出張では、米国滞在時に何の気なしに購入したゼロ・ハリバートンのスーツケースを使っていました。2001 年に購入したのでかれこれ 5 年ほど使っていて、個人的にはぼこぼこにへこんでいるあたりが悪くないなと思っていました。

ですが……

先日のドイツ旅行を契機に調べたところ(正確には、以前知り合いが使っていたので知っていたものの、ドイツのデパートでフツーに展示されてるのでどんなもんなんだろうと帰国後調べた)、独 Rimowa のスーツケースが同様なデザインであるにも関わらず、めちゃくちゃ軽いということを知りました。どれくらい軽いかというと、乱暴にいえば、おなじ容量で重さは 1/2 です。

例えば、僕がこれまで使用していたスーツケースは、そんなに大きいわけでもないのですが、実は 9.0kg あります。

Zeroller Suiter ZR26L

一方で、ほぼ同じサイズ(=ほぼ同じ容量)のリモワのスーツケースは、(たったの)5.4kg です。

Topas 932-63

国際線のエコノミーは 20kg が一つの区切りなので、重量差が 3.6kg も異なるのはかなり大きいと想像できるとおもいます。僕の場合は年に3~5回米国出張があるので、この違いは大きいかな、と違いを知ってしまっては強く感じるわけです。

というわけで、いろいろ調べてリモワをオンラインで購入することに(ホントはドイツ旅行の時に買ってくれば良かったんだが……)。ざっと調べて、素性が怪しくないサイトの中から提供価格が安く、リアルにもショップがある(フランクフルトだけれど)ということで、今回の購入に選び出したサイトはこちら。

koffer24.de

で。今日の昼間に Topas 932-63 と Topas 932-70 の2つの注文を入れました。

はたして、どれくらいでドイツから東京までやってくるのでしょうか。また、関税はどれぐらい請求されるでしょうか。次のサイトを参考にして注文したのですが、実は久しぶりにどきどきしながら [Order] ボタンを押しました。

【鞄のFAQ】海外通販の体験談 [JapanBag.com]

CNET Japan の特集で CES で発表された主に韓国メーカーのさまざまな形状の携帯電話が取り上げられている。

フォトレポート:CESに登場した世界のユニーク携帯電話

あまり目新しいものは無いのだけれど、ちょっと気になったのはこの LG のカナダ向け CDMA 端末のキー配置。

QWERTY 配列でもなく、数字キーだけでもなく、単純だけれど新しいアルファベットキーの配列。新しいユーザインタフェイスの登場となるのでしょうか?

ここ最近ばたばたしていて、CES のニュースをちゃんと読み込めていないので、時系列で逆順に読みながら思いつくままにクリッピング。

CES のラリー・ペイジによる基調講演のニュースによると、Google がフォルクスワーゲンと共同で車載用 Google Earth のプロトタイプ開発に取り組んでいるとのこと。

グーグルのL・ペイジ、CESで基調講演--ロボットカーやR・ウィリアムズも登場

Stanleyから降り立ったPageは、その後「Google Earth」のデモンストレーション用ビデオを披露した。地球上を目の回るような速度で移動するその映像に、観衆の間から歓声が上がった。Pageによると、Googleでは現在Volkswagenと共同で、車載用Google Earthのプロトタイプ開発に取り組んでいるという。

グーグルについては、Google PC を開発しているという噂があるけれど、僕は Google Smart Phone(携帯端末)のほうが可能性が高いと思っている。それは単純に、PC より携帯電話のほうが利用者数(=出荷台数)が多くなるからという、根拠なしの思い込みである。また、サンフランシスコやマウンテンビューで展開している WiFi サービスは、携帯端末の実験場ではないかと邪推している。

あとは、上記のような車載用 Google Earth の開発などから、ユーザインタフェイスなどを Google Smart Phone へフィードバックするんじゃないかと夢想してみたり……

時差ぼけでいつもより早起きしたこともあるが、頭を休暇モードからスイッチするためにニュースをざっと読んでいると、コンシューマー系 IT 展示会として有名な CES 開幕にむけたニュースが目に付く。

そのなかでも、CNET JAPAN の記事が分量も多く、事前の全体感を伝えている様子。

今年のCESはビデオ関連の話題が目玉に

また、個別の細かな点については日経 IT Pro が詳しいようです。

【CES2006】「前々夜祭」で公開されたCESの注目製品とは

記事を読んでいると、去年から個人的にキーワードにしている「融合 (Convergence)」という視点でものをみてしまいます。エンターテイメントとコンピューティング、放送と通信などがわかりやすい例なのですが、いずれのプレーヤーもこの先に起こる「融合」に対して各自のスタンスで向かっているように思えてならないのです。これまでばらばらだったものが、反発や反動も併せて飲み込みながら、混ぜあって溶け合っていくようなイメージで。

今年は Microsoft のビル・ゲイツだけではなくて、Google の共同創設者ラリー・ペイジや Yahoo! の CEO も講演するようで、新年早々(?)なにが起こるか楽しみです。

今日、無事(?)に全日空 210 便に乗って成田に到着し、先ほど自宅に到着しました。

本当は(?)ヨーロッパ旅行を写真つきでリアルタイムにブログにアップしようと考えていたのですが、訪問した各国(ドイツ、オランダ、ベルギー)のインターネット接続コストが高いのであきらめました(ルクセンブルグにも訪問ましたが、ネット接続はトライしなかったので除外)。

そういう意味では日本のインターネットアクセス環境はすごいです。今回の旅行で訪問した国がどれくらいコスト高かというと、T-Mobile の WiFi ホットスポットサービスは先にも書きましたが、15 分 2.00 ユーロ、1 時間 8.00 ユーロ、3 時間 14.00 ユーロ、24 時間 18.00 ユーロです。で、T-Mobile 以外のホットスポットサービスでは Swisscom のホットスポットサービスがあったのですが、これは T-Mobile の 1.3 倍程度の価格。つまり 24 時間使用で 23 ユーロ程度。

またアムステルダムのホテルは、無線 LAN にトラブルがあったため、KPN が提供するダイアルアップ接続のみが利用可能でした。このダイアルアップサービスが、最高 56Kbps(実際には 42.2Kbps での接続でしたが……)で接続して一時間 8 ユーロ程度。うーん、ばか高です。

こんなサービス価格を見ていると、ライブドア等が進めている日本のホットスポットサービスは、ある意味驚異的です。まあ、どっちが儲かるのかはよくわからないのですけれど……

旅行中の写真は、時間があるときにアップしますので、お楽しみに。

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